記事一覧

    透明なスピード BMWアートカー展。

ファイル 201-1.jpg

このマシン、、観てホント鳥肌が立ちました。遠眼で観ると流麗なシルエット、近づくにつれて空力装備のエッジ、ボディのオウトツが際立つ。目の前に立てば巨匠フランクステッラ先生の直線と曲線が本来のボディラインを大きく歪ませる(本当のカタチが???な感じ)。自然法則に基づく曲線で描かれながらも、交差する直線が異端感覚、怖さを覚える程シャープな武器を想像しちゃいました。願わくば、走り去る、疾走する本来の姿が見たいですね。BMWアートカーの最高傑作!素晴らしい、、、

1976 BMW 3.0CSL FrankStella

撮影協力 StudieStyle3編集Team(graaab中村さん、Studie鈴木さん)

  

    StudieStyle3 撮影好調! 深夜の森ビルにて。

ファイル 200-1.jpg

レジェンドマシン1977年BMW E21/320RacingGr、5!をデジタルのLeicaM8で撮影する後ろ姿、、肩にチカラが入ってますね~。それほど真剣です。(ライカを構える後ろ姿は皆さんご存知のStudie鈴木CEO、カメラマンネームBobYasuaki、SachsBlogのSAF横浜支部長さんです)BMWの専門店が創るBMW専門誌”StudieStyle3”撮影好調っ!僕的には昨年のStudieStyle2同様に”走ってるクルマ”の素敵な写真がたくさん掲載されればいいなっ。って思っております。さて、このGr5の320、1977年ですからツーリングカーが最も白熱した時代のマシンですね。ダンパーは多分Bilsteinさんが装着されているんじゃないでしょうか?(当時のB社BMWワークス担当は、若かりし頃のオラフシュヴァイヤーさんです。現SRE-SACHS統括、現場TOP)SACHSだろうが、Bilsteinさんだろうがどっちでもいいっ!って思うくらい格好よかったですよ。同型のGr5は数年前、イギリス渡航した際に全開走行を見るチャンスに恵まれ、その「激しくよじるような旋回姿勢と爆音(ンバッバッバッツバババ!的)」は今でも記憶に残っております。現在のレーシングマシンにおけるスマートなボディデザインがコンピューター処理速度の恩恵であるように、このGr5の無骨なデコボコ感はエンジニアさん達の経験と情熱の賜物だと思います!文句ナシ格好いい!

1977 BMW320Racing/Gr5 RoyLichtenstein

撮影協力 六本木ヒルズ+BMWjapan+StudieStyle3

  

    某森ビル地下駐車場にて、Z4MCRタキシング中。

ファイル 199-1.jpg

Audiのハナシはいったい何処にいってしまったのだろう、、と自問しても始まらないですね。ご安心下さい、水面下で静かに進行中です。バタバタが続いておりますが、何故森ビルでSRE-SACHSダンパーが装着されたStudieCEOのパーソナルマシン何かと言いますと、呼ばれた(呼んで頂いた)からです。グラブ中村さん、StudieCEOに感謝。続きは後ほど!森ビル会長のヴィンテージジュークボックスコレクションは素晴らしい!と思います。何時か一般公開してください。

撮影協力 六本木ヒルズ

  

    カメラマン柴田さん来社。皇帝ミヒャエルシューマッハのドライヴィング詳細を聞く。

ファイル 198-1.jpg

ハシェット婦人画報社の松延さんと同じく、元ドイツ同盟軍(強行軍)メンバーのフリーランスカメラマン柴田さんと久々に打ち合わせ?させて頂きました。さて柴田さん、ドイツを主としたユーロ圏年間渡航回数30以上!こうなるとマイル消化の為だけに飛んで、またマイル、、ご苦労様です!最近はクルマ媒体の体力低下に伴い出国回数も減ってきているのでしょうが、柴田さんが「何が何でも年に数回は必ず行く場所」で何が起こっているのか?を教えて頂きました。スペインのヴァレンシアサーキット、(正式名称は恐ろしく長いCircuitDeLaComunitatValencianaRicardoTormoシルクイートデラコムニタートバレンシアーナリカルドトルモだそうです)季節はF1開幕直前、全開走行のテストをじっくり観る事ができる絶好のロケーションなんですって、しかも1日の観戦料はたった3Euro也。ここで柴田さんがじっくりレンズ越しに見つめ続けたのは、更に凄みを増した引退選手シューマッハで「見ている限り誰よりも(ライコネンより)安定して速い!そして旋回速度と車体の動きが他のドライバーと全く違う」だそうです。定位置、同条件(シャッタースピード等)撮影をしていて現役ライコネンのコーナー撮影>モニタチェックOK。シューマッハのコーナー撮影>ノーズに異常なブレ&必ずインリフト!!柴田さん曰く「シューマッハは異様にカーブ時間が短い>コーナーアプローチというか回転に近いかもね、、マッサが意識して真似しているようだけど必ずスピンしてましたよ」と。まあ詳しい方は「そうさ、それが皇帝シューマッハの走りさ、、」と、ご納得頂けると思いますが、僕はただ”へ~、、、”って感じで全く実感が湧きません。フェラーリにはSRE-SACHSダンパーが装着されてますし百聞は一見に、、これは来年ヴァレンシアかな?なんて考えてます。KEOさん一緒に行きますか?
写真は柴田さんのNikonです。スペースシャトル以降、全てのミッションでNikonが使われ、いわばAstronatsu御用達ブランドですね。

撮影協力 BELL柴田さん

  

    昨日の本牧BASE、ドイツZF-SACHSのコンテナ荷捌き!

ファイル 197-1.jpg

本牧戦線SACHSBlogもとうとう荷捌きBlogと化しました。と言いますか、これが僕らの本業ですからしかたありません。ドイツZFTradingGmbH(旧SACHS Handel社)からの荷物(製品)はこのよう40ft(フィート)コンテナで僕らの本牧BASEに到着します。子供の頃に見た教育番組”はたらくおじさん”を思い出した方々もいらっしゃるかもしれませんね。多くのパーツインポーター(現地法人含)さんは物流をアウトソーシング化してスマートな(汗をかかない)ビジネスを展開されているようですが、僕らは違います!ご覧の通り、すったもんだの発注>納期管理>到着準備(出番待)>荷下ろし>荷捌き>梱包>発送>また管理。を全て社内ロジスティクスで進行しております。スマートじゃあないのは十分解っているのですが、やはり自分達が汗を流す事で少しでもSACHS販売店様、そしてご購入頂いたオーナー様にコスト還元したい一心で”はたらくおじさん”しております。因みにZFTradingGmbHの母屋はSACHS総本山シュヴァインフルトロジスティクスタワーと直結されていて、ほぼオートメーション化されております。(1日に40ftコンテナ60本以上発送可能)
写真の倉庫に山積みされた茶色いダンボール箱にSACHS製品が”ごそっと”詰め込まれておりまして、このダンボール箱こそが”ソープ研”の時期マシンのボディに転用されます。またダンボールに敷かれた木製パレット!これが厄介なんですね、ドイツからの出荷はOK。でもドイツに送り返す事(リサイクル)は法的に禁止されているようです。そんなかんなで本牧BASEでは超高層キャンプファイヤ又は大型イカダでも作ってみよか?なんて考えています。勿論製作は本牧の”のっぽさん&ごん太君”で。

撮影協力 横浜共立倉庫 本牧BASE/Sec6.

  

    バウハウスって、何??

ファイル 196-1.jpg

休日の某日、「バウハウスって、何??」の看板に吸い寄せられるように美術館に入りました。入れば全て解ると思ったんです、バウハウスの全てが。本牧戦線SACHSブログとBAUHAUS(バウハウス)の関係は、、ナチス以前の近代ドイツ工業製品のロジックを紐解く上で、避けては通れない気がするからです。因みに本牧戦線SACHSブログのレギュラー、と言うかドイツ方面の”ご意見番WQ大佐(元NATO専属軍事ジャーナリスト)”曰く、「BAUHAUS?どん底の暗さの表現だろ、意味ないね、そんなのシカトしろよ」と、言ってました。実際に展示会(上野の芸術大学美術館、撮影禁止)を観た僕の感想も半分はシカトで事実、ふむ!と納得出来たのは半分以下。バウハウスの芸術部門(デッサン、オブジェ、変な踊り、実験音楽方面)は全く僕らには関係ありませんでしたが、量産を踏まえた工業デザインと広告(タイポグラフィー)には感銘を受けました。写真が撮れなかったので手持ちの手帳に数ページ書き留めたくらいです。中には見慣れたデザインの基礎(ここでは法則なんでしか?)が数点ありまして、旧BMWエンブレムやニュルブルグ城(ノルドシュライフェのヒトラー城)マークの書き方指導書のようなモノから、Messerschmittの機体デカール、Porsche、Audiの様々なサインと、近代ドイツ工業デザインの基礎は確かにBAUHAUSから派生したようです。(僕の気のせいかもしれないけどね)因みにBAUHAUS造型芸術学校が活動を開始したのは1919年のドイツヴァイマール。奇しくもヴァイマール共和国と言う負の遺産を背負う為だけに誕生した国が発足したのも1919年、以降拠点をヴァイマールから、デッサウ、ベルリンと移しナチスによって閉校に追い込まれた。と書いてあります。WQ大佐が言う「どん底の暗さ」が僕には心地よく、その暗さは年代を経て「鋭く、冷たい、疾走する速度感」をデザインとして具体化する中枢に今も存在しているように感じました。(これも僕の気のせいかもしれないけどね)

撮影協力 BAUHAUSexperience,dessau 東京芸術大学大学美術館 

  

    本牧戦線異常なし!関係者宛て定時連絡。

ファイル 195-1.jpg

先ず、本文と写真(昨日撮影)は全く関係はありません。

★SACHS08セールスアライアンスショップの皆様へ。
今月5月末で今期プロモーションフェーズ1が終了となります。インセンティヴ期間の更なる販売拡張を宜しくお願い致します。また、契約提案時に掲げたマニュフェスト「VW専門店様への特別限定製品」無事に開発テスト完了致しました。週明けより弊社ハンズトレーディング並び、橋本コーポレーションさんよりインフォメーションを開始致します。

★BMWMoto社、MOTOGPへ参戦表明+SACHS未装着の事実確認。
BMWのMotoGP参戦は極秘で進行していたようです。でも、僕初め関係者は前々から感づいていましたよね~。で、プロトマシンが発表になりまして、フロントフォーク&リアダンパー共にOHLINSが装着と残念な発表会になってしまいました。SRE社からの最終返答は(疑問が残るのですが)BMW社の供給はナシ!でした。今後もMOTOGP用SRE4wayフロントフォーク&リアーダンパーの行方を引き続き調査してゆきます。

★SRE&SACHSにおけるAudi普及活動。
来週からAudiA4B7/2.0TのSRE-RSモデル(サスペンションセット)のプレインフォメーションを開始致します。これは近代ドイツプロダクツの思想と背景、そしてファッション業界(アローズ、ソブリンハウスO氏に感謝、)をも巻き込んでの大掛かり?と言うか何処のブランドサプライヤー、専門店さんでも真似出来ない当たり前の整合性を持った展開を予定しております。同時に8JTTのRS-1のご案内とAudi色が強くなってきそうです。(意図的ですが)月末にはテストカーがAudi池袋さんから弊社に到着すると思いますのでいよいよスタートです。SER製品売上アジア地区日本1のASMの総店長Mr,金山さんっ、宜しくお願い致します。

★SAF(SachsAchievedFhotorelation)メンバーへ
先ずKEOさん、SERダンパー搭載写真(FのFXX)ありがとうございます。Audiが一段落したらどどど!っと掲載させて頂きます。そしてStudieのCEOっ!ドカの取材は僕が1番ですからね、頼みますよ!何だったら慣らし運転まで受け持ちますけど、、あはは。そしてASMの総店長様、SISブースにカメラ担いで突撃しますので、宜しくです。最後にハシェット婦人画報社の松延さん、インディアナポリス!楽しんできてください。インディカーにおけるSACHSダンパーの装着調査も宜しくデス。

  

    Sachs Franken Classic Rally 08 もうすぐスタートです。

ファイル 194-1.jpg

日本とドイツの時差は約8時間(前に戻ります)。日本時間の今日午後4時05分から、ドイツSACHSの総本山シュバインフルト市外地を中心とした公道ラリーSachs Franken Classic Rally(ザックスフランケンクラシックラリー)が開催されます。3日間で約480kmのルートを往年の名車が初夏のドイツ、フランケン地方を駆け抜けるんですね。で、ラリーは分刻みのルートでZF-SACHS本社工場やFUCHSファクトリー等に設けられたチェックポイントを通過。朝の8時から夜の8時までがっちりスケジュール(チェックルートと特設ステージ)が組み込まれ、無事にDayステージが終了すると同時にSACHS社お得意の”フランコンニャンアーベント(フランケン地方特産、フランコニャンワインの夕べ)が朝方まで続くそうです。以前僕とドイツSACHS強行軍ツアーに行かれたメンバーの皆さんは”フランコニャン”と聞いただけで「カンベンしてよ、、」な思い出でしょうが、ラリーエントラーさんは、その「カンベンしてよ、、」が3日間続くんですよ。しかも連日12時間本気ドライブの後で。まあこれは僕ら農耕民族と狩猟民族との基礎体力差でしょうから、ドイツ人エントラーの方々は楽しんでいらっしゃるようで問題ナシです。さて、1番上の写真に注目してください。メルセデスW113SLが駆け抜ている手前に豚のオブジェが見えます。この豚、SACHSの本社工場がある街”Schweinfurt(シュバイン=豚+フルト=浅瀬)”と地名の語源になっております。と、よくよく聞かされているのですが豚が渡った浅瀬って?元は湿地帯っていう事なんでしょうか?ドイツ工業製品の理解度はそこそこあるツモリなのですが、ドイツ人の思考表現は未だによく解らんです。

Photo Int,SachsFrankenClassic.

  

    休日に撮影した写真を少し。その2。

ファイル 193-1.jpg

愛用のトランクRimowa(リモワ)を写してみました。波々した外板がユンカース(ドイツの飛行機)みたいで格好いいでしょ。このリモワトランク、質実剛健の国、ドイツ製なんですけど以外にヤワ(メーカーは柔軟性と言っている)で、すぐにヘコみます。大型の方は永年詰め込んで来たので、膨らんで少し容量が増えているかもしれないです。10年前にフランクフルト中央のスーパー”KAUFhOF(カウホフ)”にて購入。当時ですからEuroではなくDM(ドイツマルク)にてお支払いした記憶があります。以来、ずっと旅の伴侶として一緒に戦い続け、幾度となくフライトをこなし無事帰還しています。トランクの傷、ヘコミも旅の良い思い出、、普段は全く気にしませんが、写真をじ~っと見ているとそんな気になってきます。こういった個人的”愛着感”は、クルマのボンネット、フロントバンバーに付いた飛び石傷に通じるものだと思います。僕は未だに”ボンネットの飛び石傷は走り屋=格好いい”だと思ってまして「また旧いね~」と言われそうですが、自分とマシンが共有した軌跡ですから”あばたもえくぼ”です。

  

    休日に撮影した写真を少し。その1。

ファイル 192-1.jpg

岡部いさく先生の”クルマが先か、ヒコーキが先か?”と言うコラムが好きでした。”クルマと飛行機のデザインとエンジニアリング転用”と言う観点から、資料見聞を紐解き、時には独特の妄想まじりの解説に、”ふむふむと納得”していました。飛行機を語る岡部先生の嬉しそうな表情は、ホント好きなんだろうな~と思わせます。さて、写真のDUCATIのタンクキャップに注目して下さい。エアロクイップ式フィーラーキャップ。航空機技術転用製品の代名詞。磨き込まれたハンドメイドと思わしきアルミタンクのぼこぼこ感との相性バッチリですね。フェアリング内のオフセットされた左右のメーターと絶妙配置の警告等。いい感じに仕上がったバイクは(クルマも)オーナーの「ひとどなり」が伺えるように思います。マシンは自分の分身ですからね。