岡部いさく先生の”クルマが先か、ヒコーキが先か?”と言うコラムが好きでした。”クルマと飛行機のデザインとエンジニアリング転用”と言う観点から、資料見聞を紐解き、時には独特の妄想まじりの解説に、”ふむふむと納得”していました。飛行機を語る岡部先生の嬉しそうな表情は、ホント好きなんだろうな~と思わせます。さて、写真のDUCATIのタンクキャップに注目して下さい。エアロクイップ式フィーラーキャップ。航空機技術転用製品の代名詞。磨き込まれたハンドメイドと思わしきアルミタンクのぼこぼこ感との相性バッチリですね。フェアリング内のオフセットされた左右のメーターと絶妙配置の警告等。いい感じに仕上がったバイクは(クルマも)オーナーの「ひとどなり」が伺えるように思います。マシンは自分の分身ですからね。