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    ZFの最新技術、「イエロー・エンジェル2013」受賞車に貢献

 メルセデス・ベンツ新型Aクラス、ADAC(ドイツ自動車連盟)主催の一般ユーザー投票で「自動車」部門の第1位を受賞
 受賞車はゼット・エフ社のシャシ・テクノロジーを標準搭載
 第2位のVolkswagen Golf、第3位のBMW 3シリーズにもゼット・エフ社の最新技術が貢献
 「カー・オブ・ザ・フューチャー」受賞のBMW 520dEffcientDynamics Blue Performanceはゼット・エフ社のドライブラインおよびシャシ・テクノロジーを搭載メルセデス・ベンツの新型Aクラスが、ADAC(ドイツ自動車連盟)主催の第9回「Gelber Engel賞」(イエロー・エンジェル賞)を受賞しました。投票権を持つのは、1,800万人を超えるADAC会員です。「自動車」部門の第2位はVolkswagenのGolf VII、第3位はBMW 3シリーズの最新モデルでした。BMW社は、BMW 520d EfficientDynamics Blue Performance で「カー・オブ・ザ・フューチャー」賞も受賞しました。「品質」部門で投票者から高い支持を得たのはAudi A3でした。2013年の「イエロー・エンジェル賞」の上位3車種では、優れた車両特性に不可欠な要素としてゼット・エフ社の最新技術が貢献しており、それは「カー・オブ・ザ・フューチャー」や「品質」といった重要な部門の受賞車でも同様です。ADAC会員が「イエロー・エンジェル賞」を選ぶ際には、実用的で日々の走りに適しているかという点に加え、安全性と環境への配慮も非常に重要な判断基準となっています。
第1位: メルセデス・ベンツ Aクラス
「イエロー・エンジェル賞」の投票で第1位に選ばれたのは、メルセデス・ベンツの新型Aクラスです。ゼット・エフ社は、このモデルにダンパー・モジュール、電子部品、およびシャシ・コンポーネントを供給しています。
第2位: Volkswagen Golf VII
39年の歴史を持つベストセラー車の最新世代であるこのモデルには、ゼット・エフ社のクラッチセットとメカニカル・クラッチ・アクチュエーションシステムが標準搭載されています。ゴルフのドライバーがドライビングプログラムのセレクトに使うのはゼット・エフ社のギアシフトシステムです。ゼット・エフ社の駆動系ダンパー、およびその他の各種サスペンション・コンポーネントが、安定したロードホールディング性能と快適な乗り心地に貢献しています。ゼット・エフ社とボッシュ社の合弁会社であるゼット・エフ・レンクシステム社からは、電動式パワーステアリングシステムである「Servolectric」を標準装備として供給しています。それ以外にも、サイドドアロック用の相互接続部品などの電子部品もゼット・エフ社から供給しています。
第3位: BMW 3シリーズADAC会員が迷うことなく選び、第3位に輝いたのはBMW 3シリーズでした。ゼット・エフ社は、6速マニュアル・トランスミッションと8速オートマチック・トランスミッション(8HP)の両方を供給しています。また、燃料消費を大幅に削減するゼット・エフ・レンクシステム社の電動式パワーステアリングシステムである「Servolectric」が経済性の向上に貢献しています。電子部品とシャシ・コンポーネントもゼット・エフ社から供給しています。
「カー・オブ・ザ・フューチャー」: BMW 520d EfficientDynamics BluePerformanceこのモデルは経済性に特に優れたドライブライン(動力源から車輪までをつなぐ駆動システム)を搭載したBMW 5シリーズの特別モデルで、ドライバーはゼット・エフ社の6速マニュアル・トランスミッションでギアシフトを行います。また、このセダンは、ゼット・エフ社の減衰力連続制御(CDC)システムとアクティブ・ロール安定化システム(ARS)をオプションで搭載でき、最高レベルのシャシ要求性能を満たしています。ゼット・エフ社は他にも、電子部品とサスペンション・コンポーネントも供給しています。経済性の向上には、ゼット・エフ・レンクシステム社の電動式パワーステアリングシステム「Servolectric」が貢献しています。
「2013年品質賞」: Audi A3「品質」部門賞を獲得したAudi A3にはゼット・エフ社のサスペンション・コンポーネント、電子部品、ギアシフトシステム、駆動系ダンパー、クラッチが搭載されています。さらに、ゼット・エフ・レンクシステム社からは、燃費を低減する電動式パワーステアリングシステム「Servolectric」を供給しています。

  

    デトロイト・モーターショー2013 で、ZF が新たな地平を開く

 デトロイトで開催された北米国際自動車ショーで、ゼット・エフ社は燃料消費効率に優れたドライブラインおよびシャシの新技術
を、アメリカ市場に向けて提案
 2013 年、世界初の9 速オートマチック・トランスミッションの量産がアメリカでスタート
 幅広い製品に革新をもたらす軽量化シャシ技術
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今回掲げたテーマ『燃料消費効率の新たな地平を開く』とともに、ゼット・エフ社は革新的なドライブライン(動力源から車輪までをつなぐ駆動システム)およびシャシのテクノロジーをアメリカの自動車市場に向けて展示しました。その北米国際自動車ショー(NAIAS)のブースにおいて、ゼット・エフ社は燃料消費を大幅に削減する製品技術革新に焦点を当てました。そのひとつは、ここアメリカで2013 年に生産開始の運びとなる世界初の9 速オートマチック・トランスミッション。もうひとつは、軽量シャシに関する最新技術解です。アメリカ合衆国では過去数年、、自動車メーカーそれぞれが販売する新車全体に対する燃料消費、すなわちCO2 排出の総量を規制する新しい法規が施行されました。その結果、乗用車の燃料消費効率を改善する自動車技術に対する要求が非常に高まっています。ゼット・エフ社は『燃料消費効率の新たな地平を開く』というテーマを掲げて、このニーズに応える製品群を、2013年1月14 日から27日までの間、デトロイトのコボ・ホールで開催される北米国際自動車ショーに出展しました。高効率ドライブライン・テクノロジーここで鍵を握る存在となるのは、最高水準にあるゼット・エフ社のドライブライン・テクノロジーです。エンジンをフロントに横置きするレイアウトの乗用車のために開発された新しい9 速オートマチック・トランスミッションは、現在、この車両形態において一般的に装着されている6 速オートマチック・トランスミッションに比べて燃料消費を10~16%も削減します。そのラインアップには大小2 機種があり、最大トルクで200~480Nm の範囲にあるエンジンと組み合わせることができます。そして全体の構成をモジュール化したことによって、基本的な変速機を必要に応じた形態に変身させることができます。例えば、異なるメカニズムを持つ発進デバイス(トルクコンバーター、多板クラッチなど)、ハイブリッド、そして全輪駆動(後輪への駆動分岐)などが、フロント横置きレイアウトゆえの限られた空間の中に無理なく収められ、費用対効果にも優れています。この新しいトランスミッションの量産が、2013年、サウス・カロライナ州グレイコートに建設されたゼット・エフ社の新しい生産拠点で始まることが、すでに発表されています。この新工場から、ゼット・エフ社はアメリカの顧客企業に向けて、フロントにエンジンを縦置きするレイアウトに対応する8 速オートマチックトランスミッションも供給してゆきます。これは外装のオイルポンプなしでスタート/ストップ機能(日本では「アイドリング・ストップ」とも呼ばれています)に対応する最初の多段変速機です。この機能の効果も加えて、従来の製品と比べて11%以上の燃料消費削減を実現しています。このトランスミッションも、車両への装着に際しての要求や使われ方に応じた機能要素を、基本となる変速機に付加することができます。その成果が、ハイブリッドから全輪駆動まで、異なるバリエーションを全て含んだ新世代のトランスミッションとなって結実したのです。
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軽量シャシ・デザイン
ゼット・エフ社は、デトロイト・モーターショーを訪れる人々に対して、シャシにおける軽量化設計とそれによる重量の削減が、いかに燃料消費効率を改善するかについての展示も行いました。重量を減らす設計と異なる素材のコンビネーションが、軽量なサスペンション・ストラットと車輪を保持するハブキャリアのモジュールを可能にしました。この足まわりのコンセプト(概念)モデルは、従来の鋼とアルミニウムを使ったモジュールの半分の重量しかありません。今回展示されるもうひとつの開発品は、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で作られた横置きリーフスプリングが、バネとして機能するのと同時に車輪の位置決めも行う、乗用車のリア・サスペンションです。これは、ゼット・エフ社がその軽量化のための専門的な知識と技術を、サスペンション・システム全体にどのように展開するかを示すものです。すでに量産されている軽量化製品として、今回のNAIAS にゼット・エフ社が出展するブースに並ぶその他の製品群としては、SMiCA、すなわちシートメタル(鋼板製)機能統合サスペンションアーム、そして鋼製のペダルに対して50%もの重量削減を実現した繊維強化複合材ブレーキペダルがあります。
リア・サスペンション用CDC(減衰力連続可変制御)
デトロイト・モーターショーのゼット・エフ社のブースで紹介されるもうひとつの革新的製品は、乗員の安全と乗り心地の快適性の両方を増大させるものです。それはCDC(減衰力連続可変制御)、すなわち電子制御ダンピング・システムをシンプルなリア・サスペンション機構に応用した、CDC 1XL(「ワン・アクスル」と読みます)です。ゼット・エフ社が送り出す、この適応制御システムは、小さなクルマに採用されている空間利用効率の高いリア・サスペンション形式に対応する技術解であり、何分の1 秒かの中で走行状況に応じてサスペンションの硬さを変化させ、車輪の接地性を向上させす。

1. ゼット・エフ社は、デトロイトで開催されるNAIAS 2013 に、「燃料消費効率の新たな地平を開く」というテーマを掲げて、革新的かつ燃料消費効率の高いドライブラインおよびシャシのテクノロジーを、アメリカの自動車市場に向けて出展しました。
2. ゼット・エフ社の新しい9 速オートマチック・トランスミッション。柔軟性に富み、パワフルで、費用対効果も高い、エンジン横置きレイアウトに対応した変速機です。
3. ゼット・エフ社ならではの軽量化専門技術: ZF 軽量サスペンションに組み込まれた車輪保持機能を統合した横置きリーフスプリング(緑色の部分)は、サスペンションが伸縮する動きに対してバネとして機能すると同時に、車輪の位置決めも受け持ちます。
4. CDC 1XL が、小型軽量クラスの乗用車、商用車をより安全に、より快適に。後輪荷重の変動が相対的に大きいこのクラスのクルマにとって、減衰力の連続可変制御による恩恵は大きなものです。

  

    ZFの8速オートマチック、北米トラック・オブ・ザ・イヤー を受賞

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ZFの8速オートマチック・トランスミッションを搭載したクライ
スラーの新型『ラム1500』が、北米トラック・オブ・ザ・イヤーを受賞
 49人の自動車専門記者、編集者、放送関係者による選考委員会が選ぶ「その年の1台」
 スタート-ストップ機能(アイドリングストップ)を加えた8速オートマチック・トランスミッションを搭載し、燃料消費の大幅な削減を実現したピックアップトラック
アメリカとカナダの多くの報道媒体で健筆を振るう49人の自動車専門ジャーナリストたちが、ゼット・エフ社の8速オートマチック・トランスミッションを装着したクライスラーグループの新型『ラム1500』を、「North American Truck/Utility of the Year 2013(北米トラック・オブ・ザ・イヤー)」に選びました。この、北米で販売されるピックアップトラックおよびSUVやミニバンなど
使われ方に応じて多様な形態を持つカテゴリーの乗用車に対する“カー・オブ・ザ・イヤー”の選考委員たちは、『ラム1500』が備える最新のドライブライン(動力源から車輪までをつなぐ駆動システム)をとりわけ高く評価したのです。アメリカ市場を中心に成功を収めているこのモデルの燃料消費は、従来よりも大幅に削減されています。そこに搭載されたゼット・エフ社の8速オートマチック・トランスミッションは、より高い変速比までを備えたギアセット、スタート-ストップ(アイドリングストップ)システム、そして高い伝達効率によって、幅広い状況で燃料消費すなわちCO2排出を削減する資質を備えているのです。2013モデルイヤー(アメリカの自動車販売で慣習的に使われている、毎年秋の新型車導入から始まる年次)の『ラム1500』が標準で搭載しているのは、従来のものと比較して最高出力で42%、最大トルクは13%も増大した『ペンタスター』3.6リッターV6エンジンです。しかしこの新型ラム1500は、3.7リッターのV6を搭載した旧型に対して燃料消費が20%少なくなり、アメリカで施行されている公的な試験法による燃費の数値は1ガロンあたり25マイル(1リッターあたり10.6km)と、同じクラスで最も燃費効率が良いクルマの1台となっています。この成果は、ゼット・エフ社が供給する最新の8速オートマチック・トランスミッ
ションによってもたらされました。その内部には、4組の遊星歯車と5組の回転断続機構(シフトエレメント。そのうち2組は外殻に回転機構を固定する「ブレーキ」、3組は回転伝達を断続する「クラッチ」)によって8ステップの変速段を切り換えるメカニズムが組み込まれています。多段化によって高いギアポジションでの変速比をより高く、すなわち同じ速度で走る時のエンジン回転数を下げたこと、歯車の構成を新しいコンセプトに基づいて改良したこと、個々の歯車の伝達効率を高めたことの相乗効果で、この「8HP」トランスミッションはクルマの燃料消費を低減します。それに加えて、どのギアポジションでも、開放されて相対運動による滑りが発生するシフトエレメントを2組にとどめる機構を考案したことで、力と回転を伝える中でトランスミッション内部に生ずる引きずり抵抗も小さく抑えられています。このトランスミッションに組み込まれた衝動型作動油蓄圧器(HIS: hydraulic impulse oil storage)は、スタート-ストップ機能(アイドリングストップ)を可能にするものです。エンジンから駆動機構までが停止している状態では、トランスミッション内部のメカニズムを動かす油圧も作られません。しかし発進するためにはシフトエレメントを動かす必要があります。HISはエンジンが始動する前にその作動油圧を供給し、シフトエレメントを素早く動かします。衝動型(油圧発生のパターン)作動油蓄圧器の追加だけで実現したスタート-ストップ機能によって、燃料消費を3.3%減少させることができます。新型『ラム1500』のラインアップにおいて、このゼット・エフ社製8速オートマチック・トランスミッションは、5. 7リッターHEMI V8との組み合わせでも選択
することができます。これはクライスラー社にとって初めての8HPとV8エンジンの組み合わせとなります。そして『ラム1500』のコックピットでは、8速オートマチック・トランスミッションをダッシュボード上のロータリースイッチによって操作するデザインになっています。2013モデルイヤーの『ラム1500』に対してゼット・エフ社は、軽量化された車軸をクライスラー社と協力して開発・供給し、また全輪駆動仕様に組み込まれる非駆動時に伝達解除可能な前車軸も供給しています。
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1.) 2013モデルイヤーにおいて、新型『ラム1500』にゼット・エフ社の8速オートマチック・トランスミッションが搭載されています。アメリカとカナダの自動車ジャーナリスト49人で構成される審査委員会は今回、そのラム1500を「North American Truck/Utility of the Year 2013(北米トラック・オブ・ザ・イヤー」に選びました。
画像提供:クライスラー社(ラム トラック)
2.) 多様なバリエーションを持つ8HPオートマチック・トランスミッションは、300から1000Nmのきわめて幅広い入力トルクに対応し、様々なカテゴリーの車両に多くのエンジン形式との組み合わせで搭載されています。

画像提供:ゼット・エフ社

  

    ZF、米国で力強い成長

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ZF、米国で力強い成長(ゼット・エフ社にとって2012年最大の成長市場となった北米市場)
燃費改善効果の高い乗用車テクノロジーへの需要が増加。乗用車向け8速および9速オートマチック・トランスミッション、2013年に米国で生産開始/2013年北米国際自動車ショー(NAIAS、一般に「デトロイト・モーターショー」と呼ばれる)の開催に先立ち、ゼット・エフ社は北米での製品需要の増加に備える体制を整えました。2012年NAFTA(北米自由貿易協定)の加盟国(米国・カナダ・メキシコ)は、ゼット・エフ社にとって世界最大の成長市場となりました。ゼット・エフ社はこの地域への追加投資を行い、現在の成長トレンドを今後も維持していく考えです。「燃費を大幅に改善するゼット・エフ社のオートマチック・トランスミッション(AT)の需要増加を背景に、北米市場の売上高は、前年の30億米ドル(23億ユーロ)から35%増の40億米ドル超(31億ユーロ)に急増しました」と、デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーの記者会見でゼット・エフ社のシュテファン・ゾンマーCEOは語りました。ゼット・エフ社ではこの力強い成長を積み重ねていき、2015年までに売上高を55億米ドル(40億ユーロ)に伸ばしたい考えです。このため、2015年までの間に7億米ドル(5億4,000万ユーロ)を北米地域に投資する予定です。売上高の増加は、北米地域で現在進められている雇用の拡大にも反映されています。昨年、ゼット・エフ北米チームでは約700人を新規雇用し、従業員総数は約6,800人になりました。ゼット・エフ社はこれまで北米市場に大規模な投資を行ってきました。今年、サウス・カロライナ州のトランスミッション新工場が量産を開始します。同工場では、標準駆動システム用の8速オートマチック・トランスミッションと、横置き型エンジン搭載車用の9速オートマチック・トランスミッションを生産する予定で、主として米国に拠点を持つ世界的な乗用車メーカーに供給されます。これまでに4億3,000万米ドル(3億3,000万ユーロ)を投じてきた同工場は、年間で合計80万ユニットの生産能力を有します。新工場の稼働で、北米における生産網はさらに拡大を遂げます。ゼット・エフ社は現在、北米地域に22カ所の生産拠点を持ち、うち16カ所が米国、6カ所がメキシコにあります。ゼット・エフ社では、世界的メーカーの拠点に近いこれらの拠点から、これまで以上に幅広い製品群を供給します。自動車関連では、乗用車向けオートマチック・トランスミッションのほかに、アクスルドライブや、フロント/リア・アクスルシステムの完成品などの製品を扱います。これに加え、ゼット・エフ社とボッシュ社が50%ずつ出資する合弁会社のZFレンクシステム社は、電動式のステアリング・システムを米国内で生産します。この電動式ステアリング・システムは、ドライバーが実際に操舵する時にだけエネルギーを必要とするパワー・オン・デマンド方式により燃費低減とCO2排出量削減にも貢献します。

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ゼット・エフ社シュテファン・ゾンマーCEO、米国で現地生産する最新鋭トランスミッションを軸に、2015年までに北米市場で売上高55億米ドル(40億ユーロ)を目指す。

画像提供: ゼット・エフ社

■ゼット・エフ・グループについて
ゼット・エフ社はドライブラインおよびシャシ・テクノロジーの革新的技術で世界をリードする自動車関連部品のグローバル・サプライヤーであり、世界27カ国に121の事業所を展開しています。2011年度のグループ総売上は約155億ユーロ、総従業員数は7万2,000人超でした。ゼット・エフ社は、世界の自動車サプライヤーのトップ10以内に位置しています。

  

    Porsche Carrera Cup Japan 2013.

You cannot change a character. You can only sharpen it. The new 911GT3Cup

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ポルシェカレラカップジャパン2013年の暫定スケジュールをご報告申し上げます。

Porsche Carrera Cup Japan 2013レースカレンダー(暫定)
03/07-08 合同テスト 富士スピードウェイ
04/06-07 Round1&2  岡山国際サーキット 
04/27-28 Round3   富士スピードウェイ
06/01-02 Round4&5  富士スピードウェイ
06/23-  Round6   ツインリンクもてぎ
07/27-28 Round7&8  スポーツランド菅生
09/07-08 Round9   富士スピードウェイ
10/11-13 Round10   鈴鹿サーキット

さて、上部動画とペーパー画像の新型カップカー(991GT3Cup)、日本での導入は来年2014年と聞いております。「気になる!購入して参戦したい!」と思われた方は下記リンクをご参照下さい。
■詳細はこちらへ>http://www.pjmotorsport.jp/pccj/cupcarorder

  

    スポーツカーのプロフェッショナルを尋ねて。(A.TRUCCO)

86プロジェクト(SACHS/RS-1を装着した試乗車を用意して製品をアピールする)の構想段階(未だそうなんですが、、)からアドバイスを頂いている方が、トゥルッコ川口店主、橋本社長さまです。
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えー入店早々グラッパ(度数高し!)を頂ける僕は歓迎されている証拠?さて、トヨタ86周辺のアドバイスに何故ABARTH専門店へ?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、僕らは普通の手段を取っても勝ち目が見えません。世界戦略車両(GT86、FRS)なら欧州連合(我々ドイツ、トゥルッコさんイタリア、で、僕らは日本人)で考えよう!と思ったかどうかは忘れましたが、訪問して大正解でした。驚く事にトゥルッコ橋本社長から86&BRZ開発における根本の組成(単一メーカーによるCO2排出量上限規制対策>2.0水平対向NAエンジンの量産化>生産量による規制値の均一化)から、ファイナルレシオの理由から購入すべきグレード(発売前の話です)。更に、各部ディテールのリファイン。浅く広くではなく、深く、狭くマーケティングされた”あるべきスポーツカーの指針”をアドバイス頂きました。日本とは少し違うクルマ文化が確立された国のスタンダードの少し上を目指す事、、。これで決まりです。更に、オーナー(86所有者)とマシンの距離感も何となくつかめました。おかげさまで準備は着々と進行しております!トゥルッコ橋本社長っ!今回はありがとーございました!次回はシュメール文明について詳しくご教授願います。
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ルーフデコレイション参考。スポーツカーは上から見られる事も配慮しないといけませんね。
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86とは全く違う”かたち”のABARTH。でも僕らの目指す86はこんな姿、、年代を超えて長く愛される、特別な雰囲気と空気感を携えたマシンです。誰もが”スポーツカー”として捉えるであろう86。今年の春頃までにはスバルBRZ合わせて5万台以上の登録台数になります。その5万台の0.00?%の方が賛同してくれる提案(サスペンションセットRS-1と周辺パーツ)作りに目下大検討中です。どうぞ、引き続き宜しくお願い致します。

■取材協力 A.TRUCCO橋本社長さま

  

    NAPITA(ドロップハンドルはFREEDOM!)

ドロップハンドルはFREEDOM!を合言葉に激進するハイスピード&ハイセンスフリーペーパーがスタート致しました。その名もNAPITA(ナピタ)
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阿部ちひろ編集長兼カメラマンを筆頭に、高速自転車集団にフォーカスした150項フルカラーのフリーペーパーです。クルマの情報も入っておりまして”自転車乗り=自動車嫌い”と聞いておりまして、スピードと移動とエネルギー(出入力)を楽しむツールとしては同じなんだけどね。バイク(Motorcycle)もそー言った意味で僕の中では同じく楽しいツールであります。さて、今回の情報と見本誌をお送り頂いた婦人画報社の松延さん、このブログ(本牧戦線異状なし)の命名者で、永きに渡り”ドイツ戦線(激務期の出張渡航)を共に戦った戦友”であります。松延さんがこのNAPITAにどう介在しているか?は解りませんが、有志の文屋(松延さん)が再び表舞台に立つ日は近いかもしれませんっ!松延さんっ、どーか引き続き宜しくお願い致します。

■パンダーニweb>http://pandani.shop-pro.jp/
■情報提供 ハースト婦人画報社/松延秀夫先生

  

    Factory Tune001、その後(2013年1月末現在)。

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2012年8月に富士スピードウエイにて開催された86イベント(http://www.hans.co.jp/sachs/blog/diary.cgi?no=1384)にて静かに正式発表されたFactory Tune001!その斬新な開発コンセプト(86開発サイドから、つまりメーカー側のスタッフが示すモディファイの指針)から各メディアさん、ユーザーさんを巻き込んでの話題騒然でありました、、、。その概要は013年1月の東京オートサロンにて正式発表されるハズ。と、誰もが思っておりました。僕も大いに期待して幕張メッセ会場に乗り込んだんですけどね。
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お目当てのFactory Tune001号、、実は本館の展示ではなく、別館86コーナーにて静かに置かれておりました。正式発表等のアナウンスも無かったようで、、あらら、、。
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で、このままでは帰れない、、と思いながらマシン(001)の周りをグルグルする事3周(不審者に見られたに違いない俺)。そうこうするうちに担当者が現れて説明して下さいました。何と、その方(勿論TOYOTAの方)グループ長でして、言わばFactory Tune001マイスター(なのかな?)的ポジションと思われます。「年末ドイツでトーマスシューリガー(後ほど説明)に合いました。」と、Factory Tune001関係者しか知らない話にもちゃんと反応して下さいました。聞くべく方に出会えてよかった!!長くなりましたが、TOYOTA某部グループ長曰く「Factory Tune001の正式リリースは現在の所、013年07月頃に発表&発売を予定しております。」との事でした。モロモロの調整には時間がかかるようですっ!この進行ですと、Factory Tune001より、僕らのRS-1の方が早くリリースになりそうです。

  

    2013全国体感試乗会、名古屋中部ラウンドスタート!

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ココに来て俄然売り上げが伸びている(ありがとーございます)VW用SachsPeriformancePLUS!、、、皆様にご協力頂きました全国体感試乗会の効果(購入潜伏期間の期限)が出てきたのかなー?と、実感しておりますっ!このノリノリの状況で名古屋&中部方面の試乗会をスタート致します。先ずは明日から”城北ヨコハマタイヤーサービス”さんを目指してお越し下さい。皆様どーか宜しくお願い致します。

  

    110% BMW MOTORSPORT Magazine2012.

お得意様のBMW専門店StudieYokohamaさんで、凄いビジュアルマガジンを発見しましたっ!
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確かに110%であります。
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売りに行って買ってしまう自分が恐い(笑)。ボケてますがリアバンバーロゴに注目して下さい!
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濃ゆい内容と。
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レジェンドな写真。
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クルーの右肩ワッペン注目して下さい。マシン同様S+SACHSロゴが掲げられております。何故なのか?何故BMW-DTMだけ世界統一されたZF単独ロゴじゃないのか?その答えは昨年末にドイツ訪問した際にアネブルのドクター中野さん(ZF-SACHSのドイツ人に聞いたら「知らなーい」と言われたので)から頂きました。2012年以降、世界展開のレースのサポートロゴはZFに統一。ただしドイツ国内&オーストリア主要拠点のDTMのBMWのみS印+SACHSで行こうよ!と決定されたようです。この方針が今シーズン2013年も続きますようにっ!

協力 StudieYOKOHAMAさま