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    Thank's Our B7(Audi A4B7).

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世界20台限定販売のA4B7用サスペンションセット”SRE製RS”が完売となりました。デモカー(装着車両)によるプロモーション期間約2年。走行距離2万キロ弱。Sachsブログの掲載回数66回(左カテゴリー”Product-RS”を選択して頂ければ一括掲載されます)にしてファイナル!、、、と考えましたが70回まで延長致します。今まで販売協力頂いた皆さんと、ご購入頂いた20人のユーザーさんに感謝の意を込めて4回のログに別けて掲載予定です。その際にはRSダンパーセットユーザー代表”あのTさん(Fuji240プロジェクト)”を特別ゲストとしてお迎えしよう!と考えております(後でメール下さい)。画像は本牧B7ハンガー(格納庫)をバックにB滑走路にて佇む今は無き僕らのB7。

  

    Stand / as of March 2010(Products and Facts).

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ドイツのザックスレースエンジニアリング(SRE)社からCDカタログが届きました。生粋のレース専門会社ですから製品構成の頂点にはF1を含むフォーミュラから始まりレース&ラリー、そして1way減衰&車高調整サスペンションセットRS-1を含むストリート用製品の3部構成。個々の製品構成にはダンパーとクラッチが準備されております。先ほどCDの中身をパラパラ観てみましたが、レース用製品は凄いですね~今までみた事の無い全く新しいデザインのダンパーを数種発見しました。構造やファンクションは全くもって解かりませんが、これを使うプロコンペティションチームの方々には、”まさに新兵器”なんでしょう。で、その新型ダンパー(のようには見えない製品)の価格はいくらかな?と、社内の内田さんと会議した結果「新型ダンパー1本=ライカM9(本体)相当でしょうね、、」と、言う結論に達しました。正確な価格は不明ですが、共にドイツの一級工業製品、光学(ウエッツラー/ライカ)と振動(シュヴァインフルト/ザックス)の精密制御機械。最先端技術を永年蓄積された経験地(ベーシックな技術)で包み込んだ”使う人優先”の製品。そういった製品思想は当然RS-1のセットアップにも反映されています。最先端の先に見える性能とはタフなユーティリティーであり、円熟した技術所有者のみが具体化出来る”懐の深さ”ではないでしょうか?

  

    ZF Sachs Race Report, 30.05.10

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Formula 1: Michael Schumacher is fourth in Istanbul

At the Turkish Grand Prix Mercedes-GP driver Michael Schumacher once again put up a fighting performance. The record world champion, whose car is equipped with ZF Sachs Race Engineering dampers, recorded his best result of the season with fourth place in the seventh round of the world championship. Team mate Nico Rosberg finished just behind the star from Kerpen in fifth place.

Ferrari drivers Felipe Massa and Fernando Alonso also scored valuable world championship points in Istanbul after finishing seventh and eighth respectively. The Scuderia also relies on damper technology from Schweinfurt for its cars. With fourth position in the world championship standings Alonso continues to hold a promising position.

The Japanese driver Kamui Kobayashi, in whose Sauber-Ferrari ZF Sachs Race Engineering dampers are also used, scored the first championship points for himself and his team this year.


Result GP Turkey (TR), 7th round, FIA Formula 1 World Championship, 28.05.-30.05.2010:
1. Lewis Hamilton, McLaren-Mercedes, 1h 28m 47.620s
2. Jenson Button, McLaren-Mercedes, + 2.645s
3. Mark Webber, Red Bull-Renault, + 24.285s
4. Michael Schumacher, Mercedes, + 31.110s, ZF Sachs
5. Nico Rosberg, Mercedes, + 32.266s, ZF Sachs
6. Robert Kubica, Renault, + 32.824s.
7. Felipe Massa, Ferrari, + 36.635s, ZF Sachs
8. Fernando Alonso, Ferrari, + 46.544s, ZF Sachs
9. Adrian Sutil, Force India-Mercedes, + 49.029s
10. Kamui Kobayashi, Sauber-Ferrari, + 1m 05.650s, ZF Sachs

Drivers� standings:
1. Mark Webber, 93 points; 2. Jenson Button, 88; 3. Lewis Hamilton, 84; 4. Fernando Alonso, 79; 5. Sebastian Vettel, 78; 6. Robert Kubica and Felipe Massa, 67 each; 8. Nico Rosberg, 66; 9. Michael Schumacher, 34; 10. Adrian Sutil, 22.

Manufacturers� standings:
1. McLaren-Mercedes, 172 points; 2. Red Bull-Renault, 171; 3. Ferrari, 146; 4. Mercedes, 100; 5. Renault, 73; 6. Force India-Mercedes, 32; 7. Williams-Cosworth, 8; 8. STR-Ferrari, 4; 9. Sauber-Ferrari, 1.

  

    2010 SIS 視察。

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バタバタが続く金曜日の午前中、東京ビックサイトにて開催されるスペシャルインポートカーショウ(SIS)を視察してきました。場内で唯一、ZF-SACHSのロゴを掲げて頂いているブースがポルシェジャパン&ポルシェモータースポーツさんでした。いつもありがとうございます!

協力 ポルシェジャパン様

  

    R56Miniデモカー進行状況(その3)。

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昨日の夕刻、RS-1が装着されたR56Miniは本牧から四国の高松ドックに向けて旅立ちました。横浜~高松の距離は約700km。今回のノーマルタイヤ+RS-1での長距離テストパイロットにはお馴染み高松の専門店”アウトシュタット岡林さん”にお願いしております。ダンパーのイニシャル(レート)は前後共に+(最大20)から10戻し。車高はノーマルから前後20mm下げ。と言ったセットアップです。で、インプレッションですが、無事に高松に到着したテストパイロットの岡林さんに聞いて見た所「う~、、今の所可も無く不可も無く、淡々と仕事(振動、姿勢、トラクションの制御)をこなしているよー。いたって普通、、、ただ、どこの速度域でも”この追従性”はやっぱりRS-1だよねー。」との事でした。多分、、現在RS-1をお使いのユーザーさんにしか解からない(僕も実はまだ解かりません)ベーシックなポテンシャルの事だと思います。この後、RS-1装着のR56ミニは高松ドックこと”アウトシュタット”さんにてタイヤ(ミシュランPS3)+ホイルを交換。もろもろの調整を施した後、6月6日のimpさんイベントから試乗車として本格始動致します。乗ってみたい!と思われる方は先ず6月6日の大阪舞洲に集合して下さい。当日の試乗車目標100人です!宜しくお願い致します。

※業務連絡 SAF関係方面各位へ、作戦開始!

  

    Volkswagen GTI Cup Japan 2010 1St 雨の中激走。

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5月23日、Gtiカップ第1戦が雨の中開催されました。画像は激走するマシン!17号BREDEX長福運送BASISを操る白石選手。そして今回のLog画像は全て中西代表率いる専門店”BASIS(ベイシス)”さんのお客様の撮影です!で、そのカメラマン氏は何とA4B7に限定生産のSRE製RSダンパーを装着して頂いているSACHS(ザックス)ユーザーさんでした。画像協力に感謝っ!ありがとうございます。
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ご覧の通り17号車には規定ロゴ(ドアサイド)の他に、ご好意でS印+SACHSロゴを左右のピラー部&ルーフに添付して頂きました。100%SACHSダンパー車両の中にあって、ちょっと特別感(有り難いですねー)なマシンです。
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で、1戦目の様子をベイシスの中西代表に聞いて見たところ、、「非常~に難しいですね。6Gtiの高度な車体制御に対してドライバーの経験値(操舵&入力)の相違を目の当たりにしました。コーナーアプローチでは前のマシンがアウト側に振れたのでイン側を抑えようとした瞬間、、車体制御が効いて前を走るマシンと全く同じ軌道、つまりアウトラインに自動修正されてしまってね~あはは。まあ今回の低ミュー路面での実戦はいい経験になりました。ドライバーとも話しましたが、運転を見直しながらマシンの自立制御と上手に付き合う以外ありません。」と。マンマシンインターフェイスは壁じゃない!相互の理解関係があって正立する。そんな気持ちを新たに第2戦、筑波に挑んで欲しいです!次回は僕も応援に向いますので”ベイシス特製カレー”一人前追加でお願いしますっ。

※5/28追記 ベイシス特製カレー。筑波で一人前追加OKに感謝。

■BASIS(ベイシス)さんWeb>http://www.basis.vc/

  

    RS-1の次に手に入れたいパーツ(かもしれない)。

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VW-Group/D=55mm。フロントストラットに添付されたラベルを写してみました。ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製1way減衰&車高調正式サスペンションセットRS-1における現ラインナップ中、累計販売台数依然TOPがVWグループ(ゴルフ5、パサート、A3、TT)のセットアップです。これまで多くのユーザーさんにご活用頂いておりまして、何となくですが、RS-1オーナーさんの趣向が見えてきた気がします。

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VW用RS-1のユーザーさん、実は技術系(機械、設計、建築、音響、電力、鉄道、航空、道路環境)エンジニアさんが多いようで、元々SACHS(ザックス)ブランドの製品は業界関係者(レース、メーカー技術者)からの支持が非常に強い製品ですから、これはこれで納得。いわゆる”玄人好み=SACHS”って言う事でもあり、この部分にブランドと製品の優位性、所有する喜びを持って頂いているのかな?と、思っております。知る人ぞ知るブランド、、、、が、SACHS。そんな認識が最高に嬉しいです。何かプロダクター&インポーター&販売店さん&ユーザーさん同士が”趣味と価値”を確実に共有出来ている感じがしますし、そうあって欲しいと思います。

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お題目の”RS-1の次に手に入れたいパーツ”と、僕が勝手に考えたパーツ構成が画像の製品群です。RS-1+アルミナックルアーム&アルミロワアーム(共にVW、Audi純正部品)。ゴルフ5Gti&R32は鋳鉄のナックル&ロワアームが標準(純正)装着されておりまして、それをこのアルミ製に取り替え主に動体パフォーマンスを向上させましょう!と、言ったコンセプトです。左右のロワアーム&ナックルを鋳鉄製からアルミに交換すると合計6kg(想定)以上の軽量化が可能と思われます。バネ下荷重軽減による恩恵は皆さんご存知の通りで、何よりこの製品の甦生が絶対的な安心感が約束された”VW、Audiの純正部品”である事です。(ゴルフ5に)憧れのアルミナックル、、、英国やドイツにある小規模レースパーツサプライヤーからCNC加工製品がラインナップされWTCCレース車両(主にSEAT)に装着されていてですね、欲しくて見積もりを取った記憶がありますが、超高額が故手が出ませんでした。しかも”レースだけの為の設計”でしたから一般道路での耐久性に問題が残ります。その点からも純正部品の優位性、大手自動車メーカーだから使える柔軟で許容量のある鋼材が使われています。ロワアームにはAlMgSiCuと刻印され対強度、対腐食性に優れ6000系アルミに7000系のポテンシャルを、、、、とか言った事はご覧頂いている皆さんの方が詳しそうですよね、、因みにナックルアームにはSi7MgCuとありました。ご興味がある方は鋼材特性を調べてみて下さい。そしてこの組み合わせ(アルミロワアーム&ナックル)はドイツVWR社のレースマシンGolf5TdiCup(ポーランド主催、因みにダンパーは全てSRE社標準)にも採用されてるようなので、セットアップの優位性はお墨付きです。RS-1につながる”趣味と価値”僕が間違っていなければ、次に欲しい製品の1つのはずです。

画像のアルミナックル&ロワアームは撮影の為に鈴鹿のストラーダさんからお借りしました。近々取り付け作業らしいので詳細はストラーダさんWeb>http://www.strada2.jp/にてご確認下さい。

  

    ZF Sachs Race Report, 23.05.10

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DTM: Audi driver Ekstr� wins DTM race at Valencia

Mattias Ekstr� ends a long barren spell: the two-time champion won the second round of the DTM season at Valencia, Spain, which marked his first victory since the 2008 race at Le Mans. In addition, Alexandre Pr�at (third), the current champion Timo Scheider (fourth), Mike Rockenfeller (sixth) and DTM rookie Miguel Molina (eighth) finished in the points. All Audi A4 DTM cars are fitted with high-tech clutches from ZF Sachs Race Engineering.

For a while it even looked like Audi would clinch a one-two-three victory but a technical defect of the fuel system forced Oliver Jarvis, who was running in second place at that time, to retire on the 38th lap. In addition, Martin Tomczyk, who shone with a recovery from position nine to second, was subsequently disqualified. At the Audi A4 DTM of the driver from Rosenheim, Bavaria, the use of a tyre which had not been intended for the race was proved � due to a mix-up in the selection of the racing tyres. After two of ten races of the season Bruno Spengler (AMG Mercedes), who finished as the runner-up at Valencia, ranks at the top of the drivers standings with 16 points, three points ahead of the winner Mattias Ekstr�.

Results, Valencia (E), round 2, DTM, 21 May - 23 May 2010:
1. Mattias Ekstr�, Audi, 1h 09m 56.290s, ZF Sachs
2. Bruno Spengler, Mercedes, + 3.547s
3. Alexandre Pr�at, Audi, + 4.614s, ZF Sachs
4. Timo Scheider, Audi, + 5.274s, ZF Sachs
5. Paul Di Resta, Mercedes, + 8.639s
6. Mike Rockenfeller, Audi, + 12.812s, ZF Sachs
7. Gary Paffett, Mercedes, + 16.445s
8. Miguel Molina, Audi, + 17.116s, ZF Sachs
9. Jamie Green, Mercedes, + 18.382s
10. Susie Stoddart, Mercedes, + 31.041s

Drivers� standings:
1. B. Spengler, 16 points; 2. M. Ekstr�, 13; 3. G. Paffett, 12; 4. P. Di Resta, 9; 5. T. Scheider, 7; 6. M. Rockenfeller, 7; 7. J. Green and A. Pr�at, 6 each; 9. M. Molina, 2.

  

    GT500 NISSAN GTR2010 TEAM IMPUL

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青い閃光チームインパルGTR!このマシンが疾走する姿を観ているとですね、頭の中でプロコルハルムの”青い影(A Whiter Shade Of Pale-By Procol Harum)”が聞こえてきます。神々しいまでに青いマシン、、、事実このマシン(インパル)が多くのオーディエンスの前を疾走する時、その場の空気が一瞬にして変わるのが解かります、、、って書くとちょっと大袈裟かもしれませんが、少なくともファインダーを覗く気迫が皆さん段違い。って事は事実です。

■画像協力 フォトグラファー宇留野潤氏(PhotoM)http://www.photom.co.jp/

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今年のモデルは後ろ姿がいいですねー。

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特にリアタイヤ後部のエアアウトレットがですね、凄く格好いいです。通称”箱ふぐ”と、勝手に命名。

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フロントフェンダーにSACHSロゴです。

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パドック荒らしと言われてますが、今回は問題ないでしょう(あはは)。今シーズンもチームインパルさんSACHS(ザックス)ダンパー装備です。

  

    GT500 NISSAN GTR2010 NISMO

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GT500のニスモさんGTR!今シーズン開幕前より装備されるタイヤの銘柄(ミシュラン)方面の関係各位から「今年は凄い事になるよ、きっと、、」と、話題騒然のマシン。SACHS(ザックス)のダンパーとMICHELIN(ミシュラン)タイヤ装備のマシン、、当然僕もミシュラン派なので応援させて頂いております。画像はお馴染み”宇留野氏”の秀作。
■画像協力 フォトグラファー宇留野潤氏(PhotoM)http://www.photom.co.jp/

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旋回1

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題して「赤と青の攻防。」こちらもフォトグラファー宇留野潤氏(只今ラリー北海道偵察中)の一枚。