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    「一時預かり人」という考え方。

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今年のルマンクラシックでの1コマなんですが、ベントレードライバーズクラブのエンブレムが誇らしげです。同クラブは「世界で一番歴史の永い自動車クラブ」と言う事を白州伸哉さんが本で書いてました。このクラスのヴィンテッジカーになると固体価格も天文学的な数字になるのでしょうか?そんなヴィンテッジベントレーのオーナーは、このクルマを後世に残すための一時預かり人であるべき。が心情なんです。(これも本に書いてありました)ベントレーに限らず、今お乗りのクルマをしっかり大切に乗りながら次に繋げる。そんなオーナーさんにこそSACHSダンパーを使って頂きたいと思います。

  

    FXXの憂鬱。

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とっさにタイトルは思い浮かんだのですが、文章が思い浮かばなくて憂鬱です。写真はご存知FXX。SRE-SACHSダンパーが装着されたハイエンドマシンです。

  

    東京モーターショウ2007ドイツ政府館にて。

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今回の東京モーターショウは、やはり日産GTRだったと思います。GTRへのSRE-SACHSダンパーの装着が見送られて本当に残念です。別棟のドイツ政府館ZFブースを”ちょろっと見て”直ちに撤収しました。ハイブリットの刻印が興味を引きますが詳しい事は後日、汐留のパラッツオビル(ZF-SACHSジャパン)で聞くことにします。
ミュンヘン経由ケルンボン空港~成田~幕張メッセで疲れました。

  

    ケルン ホテルニューヨーカー。

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SRE社のリザーブで宿泊したケルンメッセ会場付近のホテルです。近代のケルンはARTの街として確立されているらしくハイセンスなホテルでした。以前からドイツのホテルの凄さ(戦慄の古城、壁画に幽霊、半地下鉄格子部屋等々)を体感している身にとって、肩透かしを食らった感じです。勿論、普通に泊まれました。

  

    ケルンの空模様。

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滞在3日目からが旅の本領発揮。なのですが、明日飛行機に乗って戻ります。今回のトリップの半分は「たまにはドイツの風にあたってこい」と、弊社社長の粋な計らいの元ですので、あきらめて帰国します。今回の旅で僕の中でのイタリア傾向が”ググッと”適正Germany思考に引き戻された気がします。

ドイチェレンドウバアーレス!

  

    ケルン ProfessionalMotoSportEXPO2008。Day1-3

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こちらもケルンのSREブースです。SRE製フロントフォーク&リアダンパー(共に4way減衰調整)2008年末よりオートバイのコンペティションに参入!ドイツZF-SACHSのオートバイダンパー部門ではOEM装着拡張をはかりイタリア生産の60%の装着率を誇っているようです。(イタリア生産の全メーカー)OEM&レース活動が本格的に開始され、次はアフターマーケット!と言う事になると思いますので、我々も新たな市場開拓の準備をぼちぼち開始しております。
展示されたMVはドイツ国内のIDMと言うレースに参戦&タイトル奪取のようです。で、2008年末のMOTOGPへの本格参入はどこのチームに供給されるのか?を、聞きました。DUCATI?は「ノー」日本ブランド?「ノー」BMWハスク?「それは言えない」と言ってましたので、答えだと思います。

  

    ケルン ProfessionalMotorSportEXPO2008。Day1-2

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ケルンプロフェッショナルモータースポーツEXPO、SREブース内にて撮影。写真の上から2番目のボードサインはSRE-SACHSが掲げる新しい製品構成+アイコン+シンボルカラーです。赤/F1等のフォーミュラレンジ製品、黄/ロングターム(耐久)等ツーリングカーレンジ製品、そして水色が我々が受け持つパフォーマンス(ホビーレース、サーキット走行、ストリートチューニング)レンジ製品です。その第一弾がRS-1サスペンションセットです!今回は製品詳細を開発担当のラインハウトさん(写真参照)にがっちり聞いてきましたので、新車種ラインナップ情報と併せて、随時ご案内したいと思います。

<ココからはSREのRS-1に関する公式コメントです。>

開発統括マークスラインハウト/企画構想5年、開発3年以上。
テストフィールド、ホッケンへイムリンク、ニュルブルクリンク(旧コース)、シュバインフルト市街地、アウトバーンルート、箱根。
テストパートナー アネブル(SREJapan)有力チューナー各社(名前は出せません)
主要サーキットテストはR&Dセンターにてポストリグチェック(想定荷重実験)済み。
減衰調整20クリック、ニードルによる1way伸び、縮み同調。
倒立式モノチューブダンパー。
付属スプリングメーカー、ヴォクトランド。
製品特製、サーキットからアウトバーンまで対応出来る製品。

以上。

下3点画像はローテーショナルダンパーとクラッチです。ローテーショナルダンパーは単体で見て頂いても構造が?だと思いますので、こちらも後ほど(BMWの新型F1発表以降に)詳細をご案内致します。

  

    ケルン到着より一夜明けて。Night&Day1-1

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久々のドイツ。長時間のフライトで僕もWQ大佐もテカテカ顔。SRE指定宿の前に止められた997カブリオレは、ホテルオーナー所有のクルマ。マフラーエンドは”アウトバーンの適正巡航速度”の通り、いい感じにアウター側のみ焼けておりました。

  

    成田から15時間。深夜のケルンでビール。

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成田からホント15時間です。(トランジット含む)弊社の名前を同胞する飛行機を2回搭乗&タクシーで無事にホテルに辿り付き、とりあえずケルンビールでWQ大佐と乾杯です。WQ大佐、通称アンディ(写真の銀髪おじさん)は弊社の社外役員で、ドイツ語、イタリア語、フランス語と多少の英語と日本語を巧に操る911タルガ(ポルシェミッション)と数台のバイクをこよなく愛する自由人。僕とは10年来のドイツ同盟。例えるならバックトゥザフューチャーの”ドクとマーティ”のような関係でしょうか?
今夜は飲んで寝ます。

  

    日産GTR最終結論。

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結論から申しますと(もう皆さんご存知かと思いますが)市販車の日産GTRにはSACHSダンパーは装着されませんでした。今後リリースされるハイスペックモデル(SpecV)への装着も無いようです。やはりGTRでさえコストの壁を越えることが出来なかったようですね。ニュルテスト車両への供給は、あくまでもデータ収集のためだったのでしょう。数台のテストカーの中でSRE-SACHSダンパー(レーシングダンパー)装着車両が一番時計を叩き出した事を知る僕としては非常に残念です。こうなると来期のGT500(GTR)への更なる期待度が増します!来期のGTニュースは可能な限りお伝えしたいと思っています。