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    PORSCHE 911GT3RSR Launche!

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Weissah(バイスアッハ)より新車ラッシュです。PORSCHE社においてはレーシングマシンも確固たる販売製品ですので、あえて”新車”と言わせて頂きます。予算とスケジュール(参戦予定表)があれば何方でも購入可能だったと思います。さて、2月7日のBLOGにて先ずGT3CupSの発表と、本日のGT3RSRローンチ!どちらの車両もSRE-SACHSダンパーが標準装備されております。GT3RSRには前後共に4way(伸び側高速+低速&縮み側高速+低速)調整式ダンパーとPorscheAGが発表しております。これにより昨年末からドイツSREと総本山ZF-SachsAGによるPorsche囲い込み政策は一段落したようです。現在までのWeissahPorscheにSRE-SACHSダンパーが装着されたマシンは下記の通り。

2008 WeissahPorsche SACHS Installing.
Porsche997SportCup
Porsche997CarreraCup
Porsche997CarreraGT3CupS
Porsche911GT3RSR
PorscheSpyder(ALMS)
と、、結局全部SACHSなんですけど、、これだけ装着されれば997、Cayman用SRE製サスペンションセットRS-1が売れるかな~?何て考えておりますが、我々としては一刻も早くSREによるPorscheチューナー”*MANTHE(マンタイ)”さん攻略を希望しております。
*MantheMotorsport。オラフマンタイ氏率いる現ドイツ最高峰のPorscheチューナー、08年ニュル24時間ウイナー。詳しくは来月号のafimp誌にて特集されますので是非ご覧になってみてください。せっかく取材時にお誘い頂いたimp熊崎副編集長、、風邪で行けなくてゴメンなさい!次回は是非っ。

以降PorscheAGによるGT3RSR公式コメント
Suspenshion
Front: McPherson spring strut axle; Sachs four-way gas pressure dampers; double coil springs (main and ancillary spring); front axle arms adjustable for camber; adjustable sword-type anti-roll bar on both sides; power steering.
Rear: Multi-arm axle with rigidly mounted axle sub-frame; Sachs four-way gas pressure dampers; double coil springs (main and auxiliary spring); rear axle tie-bar reinforced and infinitely adjustable; adjustable sword-type anti-roll bar on both sides.
Complete suspension infinitely adjustable (height, camber, track).

  

    Adenau(アデナウ)に潜入。GTR包囲網完結。

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GTR開発ドライバー鈴木利男氏率いる「GTR特別認定工場Adenau」(アデナウ)。ニュルブルクリンク旧コース、2ndステージ1番コーナー”フックスレーレ”を抜けた”アデナウアフォレスト”が施設の由来。GTRサーキットメインテナンス&アドバイスの他、ユーロ圏スポーツカーのチューニングまで請け負うスペシャリスト集団がAdenauさんです。さて、、ココに例の33号車が展示されておりましたが、SRE-SACHSダンパーは装着されておりませんでした。何故だ!、、展示用だけの33号車?僕の中では敗北感より疑惑に駆られますが、GTRテスト開発車両33号車の話しはこれでおしまいです。

添付画像最下部はAdenauさんホームページの記載事項です。と言う事で、SACHSダンパーにおける35GTR包囲網はIMPULさんに始まり、Minesさん、今回のAdenauさん、4月以降にNISMOさんなんので包囲網完結です。しっかし、、GTRチューニング主要企業が全てSRE-SACHSダンパー採用でしょ。頑張れBilsteinさんっ!!と、間違って応援しちゃいそうです。(あはは)SACHSBlogファンのGTRファンの皆様っ、月末の鈴鹿GT公式テスト詳細は必ずご報告致しますので、楽しみに待っててくださいね。

撮影協力 Adenau

  

    極寒の筑波にて BMW3.net CircuitDay2008 サリーちゃんもブルっ。

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粉雪舞う2月9日、極寒の筑波にてBMW3.netさんのサーキットイベントを視察して参りました。いんやホント寒かった。当日は弊社野田(ま~君)のお得意様であり、今回のBMW3.net CircuitDay2008スポンサーパートナーであるINSシュポルツさんの応援を兼ねての筑波詣で。僕の見所は、壷林選手によるINSさんデモカー92M3(フットワークは純正のSACHS&EDC+ミシュランパイロットPS2)のデモランで、1コーナー進入、ヘアピン&最終コーナーアプローチ、ダンロップ進入&旋回&脱出と3ヶ所でクルマの挙動を凝視しておりました。感想はと言いますと、全域GOODです!タイムは見ておりませんでしたが、ノーマル(SACHS)”92M3フットワークの完成度の高さゆえに、SRE-SACHSが製品を造りたがらない訳※”がチョットだけ理解出来ました。また今回ドライバーを務めて頂いた壷林選手は、日本では数少ないSACHSロゴを胸に掲げる(スーツにSACHSロゴワッペン)レーサーで、PorscheCarreraCUP時代より慣れ親しんだSRE-SACHSダンパー&フットワークに100%の信頼を置いている証拠のように思えました。今回のサーキットイベントはホント勉強になりました。主催関係各位、並びBMW3.netの皆様、ありがとうごいざいました。タイトルのサリーちゃん(フレンチブル)は3.netのスパグラさんのファミリーで、硬派なサーキットを和ませてくれました。(寒かったよね~)

今回、壷林選手ドライブの92M3の詳細リザルトをINSシュポルツスタッフ、服部さんから頂きましたので、追記報告致します。1’06.727!です。しかもクリアーラップではありませんので、まだまだ行けるのではないでしょうか?

※現在進行中のBMW92M3SRE-SACHSプロダクツは、2系統で進行しております。一つはRS-1同等ラインナップのEDC対応製品。もう一つはサーキットタイムアタック専用製品”PRO1~2(way仮称)”です。

  

    ALMS 92M3GTR RahalLettermanRacing Standing by、、、

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またまた速報デス!(借り物画像でスイマセン)アメリカンルマン出場のRahalLettermanRacingM3GTRお披露目です。で、SRE-SACHSダンパーの装着は、、すいませんまだ未確認なんですが、多分BMWパートナーだし、前後5wayダンパー装着と明記(BMW MotorSport社)されておりましたのでSACHSだと思います。間違っていたらスイマセン、ちゃんと後日メーカーを公表してご報告致します。今日のところはこんな感じです。

※SRE-SACHS5wayダンパーの簡単説明
伸び&縮みの高速&低速コントロール(4way)+縮み、バンプ側の任意設定ストップ機能(1way)合計5way。任意設定ストップ機能はWTCC/E90フロントダンパーに採用されております。例えば縁石を乗り越え時(ショートカット)の高荷重、設定最大荷重がかかるとそれ以上の減衰発生を抑える機能だそうです。

  

    WQ大佐、旧正月の誓い。

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昨年末にWQ大佐とドイツに向かう機中にて「おい!ショウジっ、俺決めたからなっ!」と、突然ハバロフスク上空でWQ大佐は”何か決めた”様子。しかし、狭い機中の会話はジェット気流の如く流れ、気もそぞろ。唯一の神経は”あと10時間後に着陸”に集約されてしまうのである。因みに、元軍事ジャーナリストのWQ大佐の信条は「ドイツ製品における究極の優位性は上質で豊富な鉱物資源!」だそうです。説明は出来ますが、長くなるので「うむ」とご理解頂ける方々のみ超高精度ドイツプロダクツを思い浮かべて見て下さい。(粉体精製による金属の適正化等々、、)話しは戻ります。WQ大佐の誓いとは、、「84y911(ポルシェミッション)を駆って日本一周の旅に出る!」だそうです。年末に世田谷アウトバーンさんにて点検整備、ミシュランパイロット&SACHSスーパーツーリングダンパー投入と、全て日本一周の旅支度だったんですね。予定では4月初旬スタートのようなので、引き続き”WQ大佐の911で日本一周”をフォーカスして行きたいと思います。
※911/930用SACHSダンパー(Supertoring)はSACHS&BOGEストラットのみ対応しております。

写真の解説(WQ大佐よりの指令で掲載)
上段 大聖堂にてフェルベルトフォンカラヤン(カラヤンPorscheで有名な指揮者)を気取るWQ。
中段 本牧ふ頭を疾走するWQ。(気分とルックスはポールフレール先生)
下段 WQ大佐愛機 84y911タルガルーフ。

  

    2008 Porsche997CarreraGT3CupS Standing by、、、

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Weissah(バイスアッハ)オフイシャル画像より速報です!詳細は後ほど!今はサイドシルのZF SACHSロゴに注目してください。

以降PorscheAGによる公式コメント
Suspenshion
Front: McPherson spring strut axle; Sachs gas pressure dampers; double coil springs (main and ancillary spring); front axle arms adjustable for camber; adjustable sword-type anti-roll bar; power steering.
Rear: Multi-arm axle with rigidly mounted axle sub-frame; Sachs gas pressure dampers; double coil springs (main and ancillary spring); rear axle track arm adjustable for camber; rear axle tie-bar reinforced and infinitely adjustable; adjustable sword-type anti-roll bar.
Complete suspension infinitely adjustable (height, camber, track).

  

    LLBeanのスタッドレス。

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我々のベース、本牧ふ頭に今年2回目の雪が舞いました。今日は雪の日にしか履かない(履けない)自前靴を紹介。LLBeanのラバーモカシン、通称マクビティ(ビスケットの配色から)。10年前に直営店にて購入して、結構ガシガシ履いておりますが、未だ健在ってところがアウトドアの本場で鍛えられたタフネスクオリティなんでしょうね。(、、と書きつつ10年モノ特集を思いつきました)そんなかんなで雪の日には”自分のクルマを操れない(操縦不能)”僕にとって重宝しております。まだまだ寒い日が続きます。皆さん風邪に注意してください。

明日は旧正月、久々にアンディことWQ大佐と大佐の愛機84y911が登場します。ご期待下さいっ。

  

    八重洲出版さん訪問。新創刊CELSUS意見交換。

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我々がVW/GtiMOOKでお世話になっている八重洲出版さんより、新しいクルマ雑誌が創刊されます。その名もCELSUS(セルサス)。プレミアムカーパフォーマンスの具体的提案がCELSUS編集長、川崎さんの使命であり、我々クライアント(候補)のリクエストでもあります。創刊は5月っ!ニーズとメリット、、業界関係者(僕も含まれます)の様々な思惑があると思いますが、先ずは「売れる本、対価に見合う中身を!」と、リクエストレポートを書く予定です。媒体の数は市場のバロメーターですから、ホント期待しております。で、我々はこのCELSUSにどんなチャンスを見出しているかと言いますと、、、それはまだ内緒です。
写真はジャーマンプロダクツの塊BMW R75/5。八重洲出版、酒井会長のマシン。1971年の「日韓親善モーターサイクルラリー」に出場。

  

    イタリア発!Ridersマガジン、創刊迫る。

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アモーレの国イタリアから、単車乗り伊達男御用達マガジン!がもうすぐ上陸します。発行元はハシェット婦人画報社、統括編集長は、我々の戦友(ドイツ軍同盟)、松延秀夫さんです。松延編集長の華麗なる略歴は以下の通り、GOOワールド編集長(プロト)>ルボラン編集員(学研)>ルボランCaDa編集長>メンズクラブシニアエディター(ハシェット婦人画報)>メンズクラブジェントリー副編集長>バンティーヌ編集長>で、今回Riders(ライダーズ)編集長!その間もずっとSACHSダンパー普及活動に貢献して頂いております。Riders創刊は3月末のモーターサイクルショウの予定で進行しており、08年末に概要発表される”SREによる2輪事業(レース&市販製品)”が具体化されれば、我々もクライアントパートナーとして挙手したい有力な媒体です。是非とも関係各位のご協力を、この場を借りてお願い申し上げます。
トリノ渡航中、このRidersマガジン最新号を買って来て頂いた”群馬のヘミングウエィこと津田商店社長”のSachsBlog出演も決定致しました!テーマは「スポーツカーの着こなしin丸の内アローズソブリンハウス」と、お願いしておきましたのでファッション通の皆様っ!要注目です。

  

    やわらかクルマ講座!再出発。

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クルマのco2排出について、、俺が書くの?と問いただしているのは、このSachsBlogを取り仕切っている黒子。(さる型携帯端末)勝手に表題を書いて「じゃ、宜しく!」の如く、幕内に引っ込んでしまいました。。。やわらかクルマ講座、再出発ログにはぴったりの”エコロジーな題材”ですので、ちょいとご拝聴!宜しくお願いします。
1台のクルマのco2総排出量を100%として、先ずA~Fの各6セクションの比率を明確にします。※全てドイツZF-SACHS、R&Dセンター公表データ。

A、エンジン排気から29%+機関フリクション17%、合計46%
B、A/T等トランスミッション系13%
C、A/C、P/S、B/G、各種電子デバイスのフリクション8%
D、ウエイト(車両重量)10%
E、エアロダイナミクスドラッグ(空気抵抗)11%
F、走行による回転フリクション12%

何だか、講座っぽい感じでしょ。エンジン動体の合計が全体の半分以下って言うのは、僕も意外でした。で、ココからが本題です。セクションBにて完全なM/TもしくはDSG、SMGであれば数%のco2節減。セクションCで極力アナログ制御を保つ事で数%のco2節減。セクションDでは車重が軽い事で、これまた数%のco2節減。セクションEではcd値が良ければ数%のco2節減。最後のセクションFでは、きちんと管理&制御された上質なフットワークで数%のco2節減と!このエコ条件を満たす夢のようなクルマの正体は、、どう考えても「スポーツカー」ですよね。各セクションを合計するとマイナス6%以上の効果は必ず出るはずです。何が言いたいか?と言いますと、「このご時世にスポーツカー何か乗り回して~」的おせっかいなご近所さんや(これはどうでもいいですね)、「必殺エコ、何が何でもエコ~!」(と叫んでいる当人からもco2出てます)な方々に対して、僕らスポーツカー乗りとしてのエコロジーを伴った正統な主張が出来るはずです。このSACHSブログをご覧頂いてるスポーツカーオーナーの皆さんっ!エコロジーのためにもスポーツカーに乗り続けましょうねっ!

、、、「ちょっとの後ろめたさがスポーツカーの醍醐味さっ、、」黒子は余計な事言わないっ!

以上、こんな感じで”やわらかクルマ講座”続きます!ご声援宜しく。