大好評のPPEですが、お寄せいただく質問を拝見しますとスロコンの一種だと思われている方が多いようなので、改めてご紹介させていただきます。
"PPE"はスロコンではなく、いわゆるサブコンです。接続先はエンジンルーム内のプレッシャーセンサー(1~2箇所)です。ブーストの立ち上がりを改善し、低回転域よりスムースにトルクを発生させるチューニングにより「出足のモタつき感がなくなった!」という感想が多いので「スロコン?」と勘違いされるようですが、これはエンジンの特性変化による効果でスロットル開度をコントロールしている訳ではありません。(※過給機付車のみの設定となります。)
新製品の"PPT"はスロコンです。こちらは電子スロットル車のアクセルセンサーカプラーに接続します。エンジン制御を知りつくしたオーストリアの技術者集団が本気で開発した製品は、単にレスポンスを向上させるだけでなく、適正な燃料燃焼までも考慮された製品です。スロットル信号から燃焼状態を制御?難しい理論は私にも分かりませんが、テスト車の 2006y Touran 2.0NA では「同じエンジンか?」と感じるほど鋭く吹け上がります。「そんなに変わらねーよ!」という方にこそ体感していただきたいです。(^^)v
なおPPTに備わるECOモードは、単にアクセル開度を減少させるだけではなく、ラフなアクセル操作を吸収し出足の低回転域では逆にレスポンスを向上させすることにより、ストレスの少ないスムースな運転を実現します。省燃費効果※はエンジン特性や運転状況により異なりますが、走りやすく疲労の少ないモードですので普段使いモードとしても最適です。(※メーカー公表値は最大で15%)