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        大ききゃいいってもんじゃありません

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時々寄せられるお問合せ、「大きな筐体(ケース)を持つサブコンと比べて、PPEは性能面で劣るのでしょうか?」についてご説明いたしますと、これは間違いであり、ケースが大きい=高性能・高機能という訳ではありません。だって、PPEなどのプレッシャーセンサーに接続するタイプのパワーアップデバイスが制御するのは、エンジンそのものではなく1~2か所のプレッシャーセンサーから得られるプレッシャー値だけですからね、それほど大がかりな基盤は要りませんよね。。

では何が重要なのかと申しますと、どうしても目の前にそのモノがありますから、それ自体に対価を感じてしまうところですが、それはECUチューニングと同じように”プログラム(マッピング)”なんです。全てのインタースター社製パワーアップデバイスPPEは、約1,000~1,200回転という低回転域より補正を行い、追加デバイス特有の違和感を感じさせないよう、トルクの山や谷、息継ぎなどの無いスムースなパワー特性を追及、その中で最大限のパワー値を両立するようセッティングされています。

この低回転域から発揮されるスムースなパワー特性は、同時に極力エンジンに負担をかけないことにもつながりますので、適合安定性が高く、安全性の高い製品であると言えます。エンジンによってはスムースなパワー特性ゆえ、実効パワーアップ量のわりに体感インパクトが低い場合もありますが、実際には思いのほか速くなっている。実はそれこそがPPEの最大の特徴でありアドバンテージであるとも言えるのです。

なお弊社では、万一のマッチング面や機能面の不具合がございました場合に、オーストリア本国と協力し、解決にむけて最大限ご協力させていただいております。どうしても問題が解決できない場合にはもちろんご返品も承っております。安心してご検討下さいますようお願い申し上げます。(uchida)