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        PPE の保護バッグと本体ユニットのお話し

今回はPPEに付属の保護バッグのお話しです。

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ヘボい、ショボい、安っぽい・・・など散々な言われようのこの保護バッグですが、実はこれ基盤保護の観点からは非常に理にかなったバッグなんです。

1)防水性
試しに外から水をかけてみてください。かなり強力に水を弾き、ちょっとやそっとの水しぶきで内部に水が浸入することはありません。

2)速乾性
万一バッグ表面に水が浸みたとしても、また梅雨時などで内部に結露が発生したとしても、走り出してエンジンが温まればすぐに乾きます。

3)取付性
ゴツイ大きな筐体。一見格好よく高級感ありますが・・・実際取り付け場所に困りませんか??性能、機能に問題なければ小さい方が好きなのが日本人ですし?

逆にこれらの機能、性能があるからこそ気を付けて欲しいこともあるんです。それは、ユニット固定時にはバッグの口が下に来るようにすることと、中途半端に密閉された自作ケースなどに収納しないことです。(装着されている方はチェックしてみてください。)

実はそれまで調子よかったのに突然警告灯が点灯し、エンジンが掛からなくなった。などで戻ってくる基盤は大抵こんな感じなんです。。(初期の製品なので、基盤色が異なります。)

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水没状態での基盤腐食です。自作ケースに収納してた、あるいは本体ユニット固定時にバッグの口が下方向に向いていなかったことが原因です。

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取付の際にはバッグの口を必ず下に向けてください。

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本体ユニットについても、性能以外の部分でいろいろ言われているようですが・・・この基盤自体が耐熱素子を採用した耐熱基盤となっており、更に放熱性の高いアルミケースに収まっています。インタースターの正式見解として、エンジンカバー上部に固定しても問題ないそうです。まぁ、普通は極力熱の影響のない場所に固定しますが・・・

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防水性、速乾性、排湿性を持つ保護バッグと、小さな筐体でも十分な高性能を発揮する、放熱性、耐熱性、耐久性にも十分配慮された取付性の高い本体ユニットの組み合わせって、実はPPEの大きなアドバンテージだったりするんですが、いかがでしょうか。

と、ここまで書いたので思い切って書いちゃいますが・・・

「他社製品は性能(効果)の調整が出来るのにPPEは出来ない。」という書き込みを時々見かけます。ん~、それでは基盤にある二つのスイッチは何なのでしょう??ハイ、PPEもこのスイッチで調整が出来ます。これまでブログや製品案内で何度も基盤の画像を載せていましたが、ほとんどスイッチに関するお問い合わせが無かったことが不思議です。。

ただし、このスイッチはエンジンに対する干渉度合を調整するものですので、必ずしもエンジンパワーに直結するわけではありません。(エンジン個体差や、補機類の個体差にもよります。)また効果過多になれば警告灯点灯にもつながりますし・・・。ということで「自己責任」で調整をしたいという方は、内田までお問い合わせ下さい。