記事一覧

        レーシングメイトパワーキット いよいよ販売開始です!

開発開始より苦節1年4か月余、レーシングメイトパワーキット HONDA Nシリーズ S07A TURBOエンジン用がいよいよ正式販売開始です!開発はPPE/PPTのオーストリアINTERSTAR AUTOMOTIVE社に依頼、いや~、ホントホントに苦労しました。。

その経緯は以下ブログにて
http://www.racingmate.jp/blog/main.cgi?field=1

・・・と言ってもこのブログではお気楽な感じですけどね。。

ホンダNシリーズに搭載されるこのエンジン、実はエンジンチューニング自体はそれほど問題ではなかった?(らしい)んです。では問題は?・・・CVTなんです。エンジンパワーを上げると遅くなる?パワーアップを図るとどうやらCVTが変速比をパワーダウン方向に調整してしまうのです。更にフル加速をするとグワングワンと段付き加速状態だったり、加速のたびに加速感が違ったりで、どうにもこうにも・・・その後もあんなことやこんなことも、いやはや苦労話は尽きませんが、プログラムもVer.11?ん、12?になり、やっとやっとで開発協力オーナー様や全国の先行モニター様にも合格点をいただける製品になりました!!

肝心のセッティングですが、当初のピークパワー重視から変更し、最終的には街中での余裕を重視した中低速重視となりました。その分装着直後から「おおっ!?」と即パワーアップを体感いただける”わかりやすい”パワー特性となっています。実は中低速重視の訳は他にもありまして、、1)巷で囁かれるS07Aエンジンのチューニング耐性に対する不安。と、2)1軸出力となるCVT保護の為。です。チューニングをすればノーマルより負担が増えるのは当然ですが、一般市販製品としては安全性を優先しました。

なお、性能を表すのに数値が重要なのは重々承知しておりますが、残念ながらパワーチェックは正確な数値が取れておりません。Dynapackでの測定では、パドル固定で何度測定しても都度10ps以上の変動が出てしまうのです。結局のところ、CVTの機械誤差による変速比の変動と、おそらくエンジンパワーなどからフィードバックを受けるシフトプログラムによる変動もあるのだろうと思います。数値を提示している各社さんはどのように測定しているのだろうか・・・???何か良い方法があったら教えてください。m(__)m

そんなこんなの発売です!

レーシングメイト パワーキット for HONDA S07A Turbo 税別定価50,000円(発売記念キャンペーン中)

ファイル 734-1.jpg

製品構成は"PPE"+αです。本体ユニットと、専用プラグインハーネス、取付小物のセットです。本製品につきましては、詳細な取説を添付&接続ミスの心配がない構造&センサー類もシビアでは無いようなので、個人ユーザー様ご自身でのお取り付けもOKです。

※本品の装着にはハイオクガソリンの使用が必須となります。(もともと燃費は悪くないのでそれほど気にならないかと・・・)

ファイル 734-2.jpg
※基盤上スイッチで、エンジン特性に合わせた微調整も可能です。

製品の詳しい説明、キャンペーン価格は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。お近くのオーナー様は弊社にご来社いただければお試し装着が可能です(70%以上ハイオク燃料でのご来社をお願いいたします。)