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    R56用RS-1、全データ公開。

公開と、言いつつ実はSACHSウエブページに追加で組み込む下準備だったりしますので、「何でR56Miniだけなのさー?僕の使っているGolf5Gti用の詳細データーが見たいぞ!!(相変わらずRS-1購入済みユーザーさん優先のスタンスです)」って方、、少々お待ち下さいませ。先ずは試乗会開催中のR56からスタート。後々全ラインナップ掲載予定です。全てのレートは希望想定(設計)レートではなく”実測”です。ただ、、グラフのコメントはどうしたもんだか、、蘇武さん書いてくれないかしら??

ファイル 918-2.jpg
フロントダンパー実測レート(対速度mm/sec横軸、上段縮み下段伸び)。外郭の赤いグラフが全開0(+)、紫のグラフが全閉20(-)これが減衰調整の実幅となります。
ファイル 918-3.jpg
リアダンパー実測レート(対速度mm/sec横軸、上段縮み下段伸び)。外郭の紫のグラフが全開0(+)、赤いグラフが全閉16(-)これが減衰調整の実幅となります。
ファイル 918-4.jpg
スプリング実測レート(対ストローク、横軸)。赤>フロント37.25N/mm(約3.8Kg/mm)緑>リアー28.88N/mm(約3.0Kg/mm)自由長前後共215mm。スプリングトップのデザインは前後共に純正UPマウント対応。バネの縮み始め(グラフスタートポイント)はダンパーのキャラクター(入力)に沿って初期ロールに寛容、つまり乗りやすい(解りやすい)セットアップです。R56の車両重量約1,200kgに対してレート&自由長を考えるとSACHSにおけるフットワークチューニングの碇石である”長く軟らかいスプリングをぎゅーっと縮めてストラットに収める”(ダンパーストロークの設計値通り、1G加重時にスプリング全長の55%くらいに縮みます)。単一レートではなくストロークでレスポンスさせる手法です。スプリングレートに関しては賛否両論あると思いますが、肝はダンパーとのセットアップです。R56用RS-1は、ドイツザックスレースエンジニアリング社が2年半以上費やしたチューニングパッケージングです。