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    ドイツで乗るベーシックメルセデスは、走るRIMOWAな感じ。

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本牧戦線のWQ大佐(元軍事ジャーナリスト。70年~80年代初頭のNATOに知人多し)がレンタカーを予約する際に「おい運転手っ!クルマ何がいい?」と聞かれたので「スノータイヤ付きで新しめの中型ワゴンでダンケ!」と、僕。フランクフルトアムマインのレンタカー屋さんで渡されたクルマは希望通りのメルセデスW204ワゴン(C180コンプレッサー)でした。「ベンツで良かった!」と思う根底には、”運転していて楽しくなくてOK!積極的に運転に参加する事無く(出来るだけ楽に)目的地に確実に辿り着ける道具”と言う僕の勝手な認識からでした。

AudiやBMWには必ず”走りに対するクルマそのものの演出”って、あると思うんですね、いやこれは素敵な事なんですけど、今回は全く演出なんてなくていい!上質な走りもイラナイ。何せ悪天候の長時間高々速巡航と、慣れない条件でのドライブでしたから、、、、6日間毎日半日以上ステアリングを握り、常時スロットルに体重の1/3くらい入力して走ったW204/C180ワゴンの感想は、”道具に徹したクルマの真髄”と、”エンジンのついたRIMOWAのスーツケース”そんな風に感じました。メルセデス独自のクルマ創り哲学はW124で終わり、、、ではなく現代のベーシックメルセデスにも静かに生かされている。と、言う事が解りました。

あ!因みに僕個人的な話しですが、「手に入れられそうだけど買わないだろうと思うクルマ>ベーシックな4cyl」と、「欲しくても買えないクルマ>AMG63(ドレクセラのデフとSACHSのCDCダンパー標準装備)」どちらも同じW204です。