ドイツ車(主にVW)の製品プロモーションと水面下での新規開発、、方やToyota86の製品プロモーション&準備に明け暮れております。25年以上ドイツ車一筋で仕事をしてきましたから、国産車の86とその市場並びオーナーさんの趣向が新鮮と感じつつ、クルマの組成通りドイツ車(&オーナーさん)が数歩先に進んでいるんだ。と実感しております。これはドイツ車に乗っているから偉い、、とかではありませんし、国産車を軽視している訳でもありません。ただ昨今の乗用ドイツ車は初めからSACHSダンパーが搭載されているケースが少なくなく、SACHS(ザックス)の名前を知らなくても、その乗り心地と動体性能を”知らずに体感”していらっしゃる方への提案は難しくない事が今になって解りました。つまり、、86&BRZ用のSACHS-PerformanceCoilover(通称RS-1)のライド感覚は”未知の世界、又は異次元”の体感なのかもしれませんね。ですので僕らの取り組み、製品の性能説明と共に、86&BRZと言うクルマはこう動かすと安全で快適です。その2要素(安全+快適)はそのまま速度に直結する場合もありますよ、、と。伝えたい事は沢山あります。
えー、、旋回中の86画像を数枚並べてみました(左カーブ登り)。車体のロール(旋回中の傾き)には様々なご意見があると思いますが、ドイツSACHS(ザックス)の場合”容認”されております。多くの国産車ユーザーさんは、ロール挙動が恐いから出来るだけロールさせたくない、、。よくよく聞きます。多分ユーザーさんは本当に恐いんだと思います。制御されてないフットワークしか体験した事が無いのでしょう、、ダンパーの伸び側コントロールを疎かにしたメーカーの責任?、、兎に角、カーブのロールは未だ”ご法度な行為”と言う事が定説らしいので、先ずはココから!
さあ、画像を見直して下さい。ロール旋回中の86、イン側のホイルストローク、ダンパーがきっちり伸びて路面を捉えています。この接地感覚はステアリングとシート座面からでも確実に伝わってきます、、僕でも解るんですから皆さん解ると思います。旋回中のスムースなロール(車体のロールは安定収束、サスペンションはロール旋回中にも絶えず伸縮します)と、路面接地性能。これがザックスパフォーマンスコイルオーバーの本領だと思います。是非この感覚を体感してみて下さい。