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    トヨタ純正、86用SACHS(ザックス)。

僕らの86用SACHSパフォーマンスコイルオーバーと同じく、こちらも”満を持して”販売開始だそうで、、何より税別7万円(ダンパー1台分)!つー超バーゲンプライスにビックリ!念の為ご報告申し上げますが、弊社での取り扱いは御座いません。お求めはお近くのトヨタさんにお申し付け下さいます様、お願い申し上げます。
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いったい、、、何時になったら動くのか?いつになったら正式発表&発売されるのか?記憶を辿るとFT(ファクトリーチューン)概要発表から2年半くらいでしょうか?奇しくも、、僕らのSACHS86プロジェクトと全く同じ開発リードタイムだったりします。まさかTOYOTAさんが僕らに合わせて下さった、、なんて事はないでしょうが、世界で唯一”SACHS(ザックス)ブランドを掲げ続ける”僕らにとっては偶然もチャンスの1つ!と捉えております。つまり、TOYOTA86にとって、SACHSブランドは単なるサードパーティーではない。と。銭形警部の免罪符「ルパンルパンルパ~ン」(解るかな)みたいなもんです(笑)。
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さて、リアダンパー!画像上が純正(SHOWA)、下がSACHS-FTです。見た目ほぼ同じ。構造は普通のツインチューブですね。SACHSの方がロッドが短く見えます。上画像のラペルにはZFロゴではなく、SACHSと書かれている事に感激しました!製造はISF純正SACHS同等、韓国工場ですね。韓国だからって何か問題がある事はありません。純正供給=コスト対策、、であれば遠くのドイツより、近くの韓国と納得できます、、しかし1台分7万円(税別)とは、、お買い得だと思います!僕らが扱うパフォーマンスコイルオーバー(通称RS-1)は税別32万!FT純正との価格差25万、、!!この価格差は何???と少なからず疑問に思いますよね。そこで自分なりに試算してみました。

TOYOTA86OEM、FT-SACHS VS SACHS Performance Coilover Cost estimates ショウジが勝手に算出

86の車両価格が約280万。純正SACHS&純正補修ダンパーの価格が7万!車両価格比率2.5%で、ダンパーに掛けるコストバランスはOEMで考えれば妥当な気がします。対するRS-1こと32万のパフォーマンスコイルオーバーで11.4%!車両価格の11.4%を占めるサスペンションセット!高いですね、、ここで話を終えれば”ただ高い”だけになってしまいますので続きます。実際にSACHSの車高調整式サスペンションが純正装着されたマシンはいくらなのか、、調べてみましたが最低2000万(VW-XL1)で、最高2億5千万(BUGATTI Veyron16.4 )!最低価格のXL1の対車両価格比率1.6%、、ね、リーズナブルな気がしてきませんか?ドイツSACHSでは、ヴェイロンも991カップカーも86も全く同じ土壌(ファクトリーエンジニアや作業工程)で開発されております。世界最高峰のスーパーマシンのフットワークを仕立て上げる技術集団の作業コストを考えると、ある意味、通称RS-1ことパフォーマンスコイルオーバーもお買い得!だと言えると思いますよ。