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    ノーマル86で2,000km程走りました。

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86用パフォーマンスコイルオーバー(通称RS-1)は既に入荷しておりまして、随時発送中で現在約2名のユーザーさんがいらっしゃいまして、随時詳細インプレッションを頂いております(後ほどご紹介させて頂きます)。で我々のマシンは未だ”ドノーマル”でありまして、これはXaCARさんとの取材スケジュールに合わせての進行であります。早く製品を装着したいっ!と言う思いはありますが、(製品完成まで)2年半待ったので、今回の86進行はじっくり進む事にしました。社内でも2~3年かけてユーザーさんにアピールして行こう!と決まってますので、僕も新車から乗っている1ユーザーの観点でノーマルシャーシを出来るだけ長い時間、そして様々なシチュエーションで体感しております。で、現在まで2,000km走破してノーマルフットワークをどう感じたか?と、言いますと、大きな不満がありません、、純正のミシュランタイヤを使う限り今のコレがベスト!と言わざるを得ません。じゃあ”お手上げ”なのか?と言いますと、これはSACHSブランド以外のダンパーメーカーへの牽制球でありまして、つまりタイヤをアップグレードする事を条件としても、基礎シャーシバランスが優れたマシンですから過度(純正レートを大きく逸脱する)なチューニングに答えは見えないでしょう(もちろん”それでOK”なユーザーさんもいらっしゃると思います)。ここがSACHSの唯一の突破口と言いますか、、後から出て来てもジワジワ売れる要素だと感じております。VWのGtiやBMWのM3同様、ノーマルのポテンシャルが高いフットワークに対して、全体的(全方位的に)性能を底上げするようなチューニング、、言葉にすると”寄り添う性能”の本領が発揮されればSACHSによる86の新しい動体性能が具体化されるはずです。デモカー実装着まで、今しばらくお待ち下さい。