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    剛と柔、そのバランス化。

兎に角柔らかいからダメ。硬くなくちゃ不安だ。そんな人は放っておけばいい、、。それを疑問に思ってくれる方がSACHSを選んでくれれば嬉しい。
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試乗車(ゴルフ6ヴァリアント1.4T+SACHS PerformancePLUS)に乗る度思う事があります。それは手前ミソになりますが、やはりセットアップの妙なんですね。”こんな良かったっけ?”と、自分でも思う程ですから。直進も旋回もスムーズ、、試しに高速レーンチェンジ等の高負荷(ミシュランPS3サイドウォール使用限界域)も試しましたが居たって良好な瞬時収束でした。安全で快適。それが”つまらない”と言われる訳なんでしょうが、VW-AG(ドイツ)&VWR(VWモータースポーツ社)とのオフィシャルサプライ&パートナーシップメントを結束しているSACHS(ZF)がノーマルシャーシ(純正サスペンション)より性能の劣る商品、危険な商品を販売する訳にはゆきません。それは117年前から変わらぬSACHSが掲げるる”人々の移動手段をより快適に”に寄るもので、創業以来ぶれる事がない哲学であります。
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剛と柔のイメージとしてダム(あはは)と水の流れを掲載してみました。、、で、画像掲載して後悔しております。何せ一介の営業マンが動体振動の良し悪しを解り易く説明出来るハズがありませんから。
気を取り直して、、
えー皆さんが思っている?思った事も無いかもしれませんが、道路の路面は想像以上にデコボコで波打ったりしているんですね。そんな路面状態のクルマの車高ってどう思いますか?当然4輪バラバラの高さです。左フロントが縮めば右リアーが大きく伸びます(ダンパーって縮む事だけが性能じゃないですからね)。走っている限り常に4輪のサスペンションが稼動して、結果車高はバラバラです。文字で書くと几帳面な人は恐くなるかもしれませんが事実です。4輪バラバラに、でも的確に動いて路面に追従する事が安全なサスペンション性能の条件です。タイヤが路面から離れてしまったらステアリングもブレーキも効きません。走り方向で言うとタイムロスになります。
さて、そんな4輪バラバラ車高のサスペンション稼動状況下で車体上部はどうなっているか?と、言うと出来るだけ水平(直進時)で揺れない。つまり振動を吸収しつつ車体を制御している。これが快適なサスペンション性能の条件です。
サスペンションの稼働率を最大限引き出しつつ、車体上部を出来るだけフラットに保つ。どちらもSACHSの基本性能です。
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しっかり踏んで乗ってみた。以前に乗っていたザックスより新化している様に思った。岡林さん(アウトシュタット店主)のよく言う”車体上部の動きと、サスペンション稼働率に違和感を感じる”程乗り心地が良い。ナチュラルな一定角ロール旋回姿勢を保った車体上部に対して4輪のアシ(ダンパー)が常に違う高さ、つまり完全に追従している感覚と手ごたえを感じた。で、その時のスピードメーターを見て少し焦った。今回試乗したサスキットはザックスの一番安価なセットだそうで、じゃあその上(RS-1)は一体どうなってるのかい?と更に期待してしまう。
■アウトシュタットお客さまよりコメント頂きました。
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ハンドルが軽い感じがする。行きたい方向に、すっと向いてくれる感じが気持ちいい。
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ワーゲンを運転した事はホント数回しかないんです。ドイツ車特有の”ガッチリ感”が今まで乗ったワーゲンの印象だけど、これはちょっと違う。走り出した時は少し硬い乗り心地だったけど、何時までも走り続けていたい。そんな気持ちを持ってクルマから降りました。何だろう?例えるなら、、上質なランニングシューズって感じですね。
■アウトシュタットお客さまよりコメント頂きました。