記事一覧

  ◇ PPE 製品概要

ファイル 20-1.jpg
オーストリアに本拠地を構える技術集団インタースターオートモーティブテクノロジー社が、全く新しいシンプルでスマートなパワーチューニングを実現しました。その名も”PPE”(プラグイン・パワー・エンハンスメント)製品名の通り、プラグイン(カプラーの接続)装着だけでエンジンパワーアップの向上を可能にした画期的な製品です。従来のエンジンパワーチューニングではECU本体のプログラミングを書き換える作業が必要でしたが、ディーラーなどへの整備入庫やチューニングリスク、価格面などのハードルが高く、一部の特別なユーザー様だけに向けた製品でした。

インタースター社の”PPE”はECUに一切触れず(書き換え無しで)にチューニングが可能です。エンジンルーム内のプレッシャーセンサー(1~4カ所)のカプラーに”PPE”のハーネスを割り込ませ、本体を適当な位置に固定すれば装着作業は完了です。電源など追加配線の必要もありません。ユニット取り付け作業はプラグインで完了します。エンジン本体には一切変更を加えませんので、”PPE”を外してカプラーを戻せばノーマルに戻ります。気軽に、安心してパワーチューニング(出力&トルク向上)を楽しめる”PPE”は、エンジンパワーチューニングの概念を変える次世代標準として多くのユーザー様に提案出来るチューニングパーツです。ターボ&スーパーチャージャー等の過給機を搭載したマシンの開かれたチューニングを是非とも体感してください。

ファイル 20-2.jpg
”PPE”は過給機(ターボ&スーパーチャージャー)を搭載した車両用のエンジンチューニングデバイスです。エンジンの吸気、燃料噴射、過給制御にチューニング指令を送ります。具体的には各車両(エンジン)のブーストセンサー(プレッシャーセンサー)から得られる電気信号に独自のチューニングを加え、ノーマルECUに認識・最適制御させることによりエンジンチューニング(パワーアップ)を行います。各種リミッターやフェールセーフ機能には一切変更を加えませんので、最低限のリスクで安全、確実にエンジンチューニングお楽しみいただけます。搭載されるマイクロCPUは、チューニング制御に十分なパフォーマンスを発揮し、かつ安定性、耐久性の高いモデルを採用。刻々と変化するエンジンの状況に十分な余裕をもって対応します。

ファイル 20-3.jpg
”PPE”(プラグイン・パワー・エンハンスメント)本体&ハーネス一式、約200g(V1.0通常品)のパッケージを装着する事により、ノーマル比、最大30%(平均15%~20%)のパワーアップが可能です。本体ユニット(マッピングプログラム)は当然汎用ではなく、エンジン制御システム毎に全て専用プログラムが書き込まれています。(エンジン個体差に対応する微調整機能付き)各エンジン用専用ハーネスの接続先は1~4カ所。各車両メーカーの純正形状のカプラーを採用していますので、面倒な配線作業をすることなく、プラグインで装着が完了します。


Q : 他社製品よりカタログ掲載のパワー値が低いのですが・・・

A : インタースター社では、闇雲にピークパワーや体感インパクト(急なトルクの盛り上がりなど)を求めず、エンジン特性に合わせて極力スムースにパワーを発揮させることにより、エンジン保護と効率的なパワーアップを両立させる、独自の理論でチューニングを行っております。またタービンやインジェクターなど、”そのエンジン自体が持つ絶対的なキャパシティ”を考慮し、コンディション次第で実際に到達が見込める数値の公表に努めているため、比較的低めの表記となっております。


≪メーカー公表パワー値のみで判断しないでください≫

PPEのようなアディショナルパワーキット(サブコン)では、装着するエンジンの限界パワーを決定づけるタービンやインジェクターなどのハード面は変更せずに、個々のエンジンが持つ”余力部分”を引き出します。ご存知の通りノーマルエンジンのパワーですら、そのエンジンのコンディションや個体差により10%以上も変動いたします。従いましてカタログ等に表記のパワーアップ値は、多分にメーカーの宣伝要素が加味された目安値、理論値であり、実際に装着した際のパワーは、装着するエンジンそのもののコンディションや個体差、タービンやインジェクターなどの補器類の能力(余力)で決定されます。ちなみに誤解を恐れずに言ってしまえば、安定性や実用性を無視すれば、実はどのメーカーでも到達可能な最大パワー値は同じなのです。(要はエラーが発生する一歩手前デスね。。)

では他社製品と比べてPPEのどこが優れているのか?到達可能な最大パワーが同じと言いましても、単にパワーを限界まで引き上げれば良いわけではありません。各部の余力が減れば当然エラーの問題や故障リスクは高まり、またECUの余計な保護や補正によりギクシャクしたエンジンフィールとなるでしょう。その点PPEでは、安全に安定してパワーが発揮できる最大値を、タービンやインジェクター容量といったハード面の能力までを考慮して設定、安定した最大パワーを安全に発揮させると同時に、実用上最も重要な全回転域での滑らかなパワー&トルクフィールを追及しています。また必要十分な高速CPUを採用、効率的に活用することにより、PPEでは約1500rpmという非常に低い回転域から途切れることなくシームレスに補正(チューニング)信号を提供、トルクの山や谷、息継ぎなどの違和感がないスムースなパワーフィールを実現するとともに、優れた個体マッチング性を実現しているのです。

なおPPEの基板上には、効果の微調整ダイヤルがありますが、これは“エンジン個体差により効果が出過ぎた場合”の微調整用として存在しています。全てのPPEは基本的にはデフォルトセッティングで最適に、スムースに、安全に、最大限パワーを発揮するよう設計されています。

※製品についてご不明な点、装着にあたってご心配があります場合には、どうぞお気軽に弊社内田までお問合せください。もちろんPPEの動作原理などについても、私の知る限り、とはなりますが全力でご説明させていただきます!


※2017/8 出荷分より、V1.0タイプを含む全てのPPEにPNM(ノーマルモジュール)が付属となりました。