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        プロジェクトX前進!(NAQ18インチ途中報告)。

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往年のモータースポーツデザインにファンな現代解釈をミックスした”マキシライト”こと”NAQマキシライト”。遅れ遅れになっていた18インチ新造計画が”ググーッ”と前進しましたよー。続きお待ちいただいている皆様っ!もう少しお待ち下さいっ!

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開発遅れ最大の原因、、、社内の僕が言うのも何なんですけどNAQ開発主任のハンズ内田さん、その件でメーカー(国内鋳造ホイルのトップメーカーPATEC)さんと、、そーとーやりあってましたよ(汗)。デザインは絶対!1mmの違いも許さない!規格も当然絶対!!対製造元さんとの激しい攻防戦を観ていて(内田さんの机、、僕の向かいなんです)「ああ、、これはハンズトレーディング内のプロジェクトXなんだぁ、、涙。」と、思いました。そんな感じで双方「もう、、だめかもしれない、、。」何て考えた事もあったでしょうが、無事のここまで漕ぎ着けました。モノを創る情熱(執念と言ったほうがよいかもしれない。)は、時として従来の手法製法を一瞬にして飛び越えられるパワーを秘めている事を確信しました。

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既に問題解決しておりますが、経緯を説明しませんとね、、そもそもこのNAQ、、単なるファンなデザインホイルではなかったんです。デザインの副産物、、太くて”ぷりんっ”としたスポークデザインがもたらす超高剛性(硬い)と、スポークが集約するディスク部とのバランス化が課題でした。スポークを細くしたいメーカーさん、スポークの太さはデザイン、キャラクターの要だから絶対細くしない!!その攻防戦にもようやく終止符が、、で、肝心の”開発遅れ最大の原因”ですが、
1)従来の製造規定において、僕らの造形への要求が高すぎた。絶対妥協しない!
2)その結果、メーカー(PATEC)さん技術陣営が新製法にて相対的なバランス化に成功!計算上「これで行ける、、、、、、。」となりました。

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センターディスク部の意匠である”くぼみ(落ち込み)”もご覧の通り。綺麗な造形が実現しそうです。

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18インチ正面画像(CG)です。綺麗に収まった、、と言うかバランス化されていますねー。現アルミホイルの”軽い?重い?”何て話を飛び越えた”新基準ホイル>デザインと剛性バランス重視のNAQマキシライト!”いよいよですー。
さて、2002年からリリース開始したマキシライト!実は隠れたロングランヒットだったりします。発売から8年以上、、、改めてユーザーの皆様に感謝。