2014年10月21日午後、埼玉県戸田市に在る株式会社HKSテクニカルファクトリーに入庫。同施設ダイナパックにてホンダN1A07-660のプラグインターボチューンの能力測定を実施。現在まで、株式会社ハンズトレーディングがヨーロッパ車に向けて1,000台以上の販売実績を誇る”プラグイン(カプラーオン)チューニング”がホンダN1に通用するのか?パワーはどれ位上がるのか?開発者のオーストリア人エンジニアも知りたい所でアリ、我々も然り。A07-660ターボ64ps/6,000rpmどこまで伸びるのか、、実測レポート開始です!
ダイナパック設備一式。出力は直接駆動軸(ハブ)から測定します。
画像に写るホースはブースト測定のセンサーです。ここで今回の測定環境をご説明致します。先ず、HKSテクニカルファクトリーの仲アドバイザーさんから「CVTの測定は難しい」と前置きがありまして、CVTプーリーの高負荷による制御(ECUからの油圧制御)が介入する可能性が大きいと、、それでも測定しなければなりません。前に進む為に。テスト車両はカービューみんカラ”やす黒氏”の全面協力の元パドル付N1パドルシフト4速ホールドにて実施。燃料をハイオクガソリンにしました。プラグインカプラーと本体チップを装着、ランプ前に養生固定。
そもそも人間の体感感覚は”いい加減”と言うことを身を持って実感している私(社用の86を180PSと思っていたら208PS、プライベートで乗る320PSのBMWは400PS以上に感じる)ですから、、何より知りたい欲求が開発の原動力!ダイナパックが固定されたN1の前に佇む開発主任のハンズ内田さん、、。緊張の一瞬です。
イグニッションオン!テスト開始!、、つまり後編へ続く(笑)。