難解だったサイドステップの造型、フロント部やリア部と違い、大きくデザインの主張はしないで、前からの流れをイメージして造型する、とても抽象的なモチーフですからそれを3次元で明確にカタチにすのは超難解でした。頭の中にイメージはあるものの、、その具体的なボリューム(質量)は実際にクレイを盛って削っての試行錯誤でした。
フロントの立ち上がり、始まりのボリュームを確認しつつ、キャラクターラインの厚みを確認中。視覚的に安心できるパーセンテージ、と言うのがあるらしいのですが、その公式は手のひらだけが知っているようです。
雰囲気が出てきましたよ。ここで一時休憩。この先更に、、特にフロント部分のボリュームを稼ぎバランス化。盛っては削り、、終にクレイの粘土が足りなくなったんですよ、、ファクトリーの方曰く、「カイエン(Porsche)のスポイラー作る時もこれほどは使わなかったんだけど、、」と。